※ボートレース鳴門HPは“こちら”。
本文内容は訪問時のものです。最新情報はHPでご確認を!
鳴門には過去、実況で2回、客として1回行ったことがありましたが、いずれも改修前のこと。2016年4月に新スタンドオープンしてからは、初めての鳴門訪問です。
以前は古いスタンドで、鉄火場の雰囲気もありましたが(それはそれで僕は好きですが)、それがどう変わったのか?
当日は朝5時に起き、寒さに眠気を吹き飛ばされながら向かいました。
(が、モーニング開催だったので、鳴門に着いたのは6レース前。これが精一杯でした)
アクセス
鉄道最寄り駅はJR鳴門駅。
無料バスは出ていますが定員は11名。満員の場合は乗車できないそうです。
路線バスの本数もソコソコあるので、路線バスを使う手もアリ。
路線バスなら、JR鳴門駅からはもちろん、JR徳島駅からも乗れます(一部の便は、徳島阿波おどり空港経由)。JR徳島駅からだと1時間以上かかりますが、運賃は530円しかかかりません!
最寄りのバス停は「小鳴門橋」で、徒歩2分でレース場に着きます。
※「徳島バスHP」の「鳴門方面エリア」で確認してください。
もう一つ便利なのが、高速バス。四国は鉄道より、バスの方が充実しています。
僕が利用したのは、JR難波から乗車した高速バス。約2時間で「高速鳴門」に到着したら、高低差のあるバス停と地上(?)を結ぶ「すろっぴー」に乗車。
運賃は無料です。自分で「下り」のボタンを押して発車。
これが、ちょっとした遊園地の乗り物みたいで楽しい♪
「すろっぴー」を下車したら信号渡って左折し、数分歩けばあっという間に「BOAT RACE鳴門」の文字が。
「駅チカ」ならぬ、「バスチカ」のボートレース場です。
1階スタンド
1階はかなりコンパクト。動ける範囲はかなり小さめに設計されています。
入場は100円のコインゲート。入ってすぐ右がインフォメーションで、そこ横がコンビニ。
コンビニでは、鳴門の土産も数点販売されています。観光客・旅打ち客の需要もあるのでしょうね。
コインゲート入って左には「なるちゃんホール」があります。
(訪問日にはイベントが何もなかったので、モニターが置かれていました)
1階突き当りの左手には投票所、右手には100円バック方式のコインロッカーが多数並んでいます。大きな荷物が入るロッカーもいくつかあるので、旅行中に立ち寄る方には便利でしょう。
2階
全て管理フロアなので省略します。
3階一般席
コインゲートから入って正面に見えるエスカレーターで3階へ(エレベーターもあり)。全面ガラス張りで、左約2/3が一般席エリアです。
一般席の一番端は、スタートラインよりやや手前辺り。どこからでも見やすいですよ。
背もたれ付きのシートが6列並んでいます。
車椅子スペースや手すりがあるのは、必要とされているお客さんにとって嬉しい限り。
清掃員の方が常時回っているので、お客さんが舟券や紙コップを床に捨てて去っていっても、すぐにほうきで掃き掃除。「ここはディズニーランドか!?」と思いました!(これからもそうであってほしい、いやその前に、床に捨てるお客さんがいない方がいいのですが)
3階一般席の一番端から裏手に回ると、「懐かしの旧スタンド写真展」が。ランナ戦らしき写真もありますね。
旧スタンド写真展の横に投票所があり、ここに単複オッズのモニターが!
せっかくなので、優勝戦で単勝を買ってみました(が、3着…)。
その先は、投票機と無料給茶コーナーが並んでいて、隅には小さなコンビニがあります。
3階指定席(オーシャンシート)
エスカレーターで3階に上がって右手が指定席エリア。
指定席入場口手前に、売り場があります。モニターを見て、希望の席を選んでください。
どこが上だとか見やすいだとかは、聞いたら教えてくれます。
コロナ禍の訪問だったため、シングル席は間隔を空けての発売。ペア席はシングル席として発売されていました(1,000円。日・祝・特定日は2,000円)。
もちろん、見晴らしは問題なし。
全席テーブルとモニター付。
テーブルはやや小さめ。
弁当を食べながら、出走表を広げて予想するのには、少し足りない大きさかな…というサイズ?
「コンセントはないかな?」と思って探したら、机の下にありました!
いや、「ある」というより、「みつかった」という感じ。
写真では分かりにくいのですが、コンセントの前には、物入れにしては小さいラックが。
このため手が入りにくく、プラグの刃がコンセントまで届きにくい構造になっています。
このラック、カバンを入れることもできない大きさなので、何のために付けたのだろう???
なお、指定席を使用するなら、キャッシュレスICカード(なるちゃんeCLUB)を作った方がお得。席料が10%オフになるので!(が、あわてて指定席へ行った僕は、定価で購入。この時点で2,000円の10%、実質200円の損…)
その他の有料席、「ロイヤルシート」と「特別室」は、“こちら”をご参照ください。
3階建の別棟
メインスタンドとは別に、1マーク前に3階建ての別棟があります。
(写真は、外の芝生エリアと、その芝生エリアから見た別棟)
1階は「ダイナミックホール」。キャッシュレス投票ができるスペースになっています。
2階は「エキサイティングステージ」。
室内には2台のキャッシュレス投票機。屋外でレース観戦できるようになっています。
エンジン音を聞きながらの1マーク観戦は、ここがベストシュットかも。
3階は「ROKU鳴門」。
ここは事前申請して使えるスペースなので、旅打ちで入れる場所ではありません。ただ10~30名で、申請して通れば無料で使えるようなので、団体旅行なら申請してみてはいかがでしょうか?(詳しくは“こちら”)
水面へ
1マークのはるか向こうから2マークまで、なが~く観戦エリアが広がっています。
1マーク側は、高速バスも走る小鳴門橋の真下近くまで行くことができます。
では、ここから大時計方向に向かっていきましょう。
水面際での観戦の他、少し上からもレースを観ることができるようになっています。
屋根のあるスペースには、テーブルや椅子も。訪問日は寒くて風が強かったのですが、そうでない日なら、外に出て何かをつまみながら観戦すれば気持ちがよさそうです。
「あら? 公衆電話ボックスもある。珍しい!」
…と思ったら、キャッシュレス投票ボックスでした。
2マーク付近まで、なが~く屋外観戦エリアが続いています。
ピットアウトや、ピットで動く選手の様子も少し見えますよ。
食事
コインゲートからすぐ右が、インフォメーションと売店。そのすぐ横がフードコートで、2店舗が入っています。
奥は「鳴門舩本」さん。麺類中心のメニューになっています。
一方、手前の「勝つめし屋」さんは、ごはん物やコロッケなどが揃っていました。
早朝に自宅を出たので、腹が劇減り。
まずは「鳴門舩本」さんから、冷えた体にあたたかい「ちくわうどん」を。
同じ四国のうどんでも、讃岐と鳴門(鳴ちゅるうどん)は全くの別物。鳴門の麺はコシがなく、不揃いなのが特徴です。
少し時間を置いて、同じく「鳴門舩本」さんから、今度は「徳島ラーメン」。
どちらかと言えば、こってりよりアッサリ系ですかね。
仕上げのおやつに、「勝つめし屋」さんから「なるちゃんたい焼」を。
ボートレース鳴門のマスコットキャラクター「なるちゃん」は、鳴門名産の鯛がモチーフになっています。ちょっと疲れた体には、甘いものが一番!
ちなみに、フードコート外側のカーブに沿って、ベンチが設けられています。
外向発売所(エディウィン鳴門)
鳴門の外向発売所、エディウィン鳴門は、高速鳴門のバス停から下に降りてすぐの場所にあります。改修工事少し前の2011年11月のオープン。
入口は2か所ありますが、コロナ禍の訪問日には、右が入口、左が出口専用になっていました。
中にはコンビニがあり、品数も充実しています。指定席もあるので、一日勝負したい方にはいい場所かも(エディウィン鳴門指定席の情報は“こちら”)。
お土産
ボートレース場を出て左折。大塚倉庫前を通過して、信号を右折したところに、「マルナカ」というショッピングセンターがあります。実況の仕事で行ったとき、晩ご飯をここで買っていました。
この「マルナカ」の店内に、鳴門・徳島の土産コーナーがあります。
品数はかなり充実していますよ。これだけ揃っているということは、地元以外の方も結構足を運んでいるということでしょうね。
この日、「鳴ちゅるうどん」は売り切れていました!
鳴門金時芋も当然売っていますので、ぜひ探してみてください。
下の写真「パワーシティ鳴門」と書かれた付近の道を渡ったところに、鳴門・徳島駅行きのバス停(辷岩=すべりいわ)があります。
「旅」をテーマにした通販サイト JTBショッピングまとめ
昔の古いイメージは皆無。今の入場者数に合った、コンパクトな作りになっています。
僕が行ったのは日曜日で、指定席(オーシャンシート)が平日の倍料金だったせいか、かなり空いていました。
でも、オーシャンシートのシングルは138席しかないので、周年や年末年始など、混雑する開催では混むかもしれません。その辺りは分かりませんが、現時点では予約制度がないので、指定席を確保したい方は、早めに行った方が無難です(本文にも書きましたが、キャッシュレスICカードを作った方がお得)。
分煙はしっかりされています。
ただ、3階一般席投票所の奥行はそこまでないので、「喫煙室の扉が開くと、タバコの煙たさが気になる」と口にしていたお客さんもいらっしゃいました。
こればかりは、煙完全シャットアウトができない限り、難しいところですね…。
水面で観戦できるエリアが長く広がっているので、屋外観戦派には向いていると思います。
徳島は大阪から近いので、気軽に足を伸ばしてみてください!
(高速鳴門から大阪へ向かうバスの車内から撮影)
日程が合うようなら、小松島競輪場へも足を運び、徳島2場制覇へGO!!
※ボートレース鳴門での写真撮影には許可申請不要ですが、撮影禁止エリアがあります。当ブログでも、禁止エリアでの撮影はしておりません。