※ボートレース丸亀HPは“こちら”。本文内容は訪問時のものです。最新情報はHPでご確認を!
香川県には何度か行ったことがあるのですが、丸亀まで足を伸ばしたのはこれまで1回だけ。
新スタンドがオープンして少し経ったころだったので、とてもきれいだったことは記憶しています。
ただ、そのときは結構あわただしかったので、街中の食事をろくに楽しむこともなく次の地へ移動となってしまい…。
今回は、丸亀駅の一駅隣、宇多津駅まで夜行バスに乗車。
朝から丸亀入りし、レースと食事で一日堪能しました。
もくじ
アクセス
最寄り駅はもちろん、JR丸亀駅。北口を出て左方向へ進むと、バス乗り場が見えてきます。このバスですから、乗り間違えることはありえません!(笑)
無料バスの時刻表は“こちら”。30分に1本あるので、わかりやすくて便利!
約10分で、ボートレース場に到着。エスカレーターで2階へ上がってください。
なお、車の方は、駐車場からエスカレーターを使い、専用通路を通って入口へ向かうことになります。
2階入場ゲートから
入場ゲートは2階。
100円の有料入場は、14時~第10R発売締切まで。僕は午前中に行ったので無料でした。
手荷物がある方は、コインロッカーに預けてしまってください。
100円硬貨が戻ってくるロッカーです。
入場後、左手にインフォメーションがあります(写真撮影許可申請不要は、ここで確認しました)。
このインフォメーション横には、グッズコーナーが。これがなかなか充実しています。
「300円ガチャ」があり、当たりが出れば、サイン入りグッズやクオカードがもらえる!
…ということで、チャレンジ!
結果は…(笑)。※缶バッチも入っていました
同じフロアには、平山智加選手のサイン入りボートが展示されていました。
2階一般席・投票所
入場ゲートが2階なので、そのまま直進すれば2階一般席です。
まず目に入ったのは、スリット付近の「レディースシート」。
「女性専用」と書かれているので、恐らく男女カップルでもNGでしょう。
「テーブル付きで、女性だけ優遇されているのか…」と思いきや、
そうじゃなかった!
なんと、一般席でもテーブルが付いているのです! これにはビックリ!
しかも、椅子もちゃちいモノじゃない! 下手な指定席より、ずっと居心地がいい一般席。これだけでも得した気分になれます。
投票所もきれいですね。
2マーク側の奥には、大型ビジョンも設置されたイベントホールがあります(2~3階の吹き抜け)。
こちらの方が座り心地はよさそうなので、生でレース観戦しなくてもいい方はここで一日過ごすのもアリでしょう(もっとも、旅打ち党でレース生観戦しない方は、ほとんどいらっしゃらないでしょうが)。
指定席(3階 マリンシート)
指定席は、リーズナブルな3階マリンシートと、ちょっとリッチな4階スカイシートがありますが、ここでは3階マリンシートをご紹介します。
とその前に、3階へ行くエスカレーター…ではなく、階段をご覧ください! エスカレーターではなく、思わず階段を使ってみたくなりませんか!?
ちなみに、別の階段にも選手が描かれていますよ。ぜひチェックしてみてください。
3階に上がってすぐのところに、指定券売り場があります。
最も席数が多い「チェアー席」は312席で、料金は1,000円。シングルタイプと、ペアになったタイプがあります。
テーブル付きですが、座席モニターやコンセントはありません。
車椅子席は6席あります。
最前列には「ボックスシート」が並んでいます。
2人用が4ブース、4人用が16ブースありますが、コロナ禍は4人用ブースのみの発売で、2人までの利用に制限されています。
本来、4人用ブースは3,000円ですが、コロナ禍は2人制限のため、料金は1,500円。ですので2人で利用なら、チェアー席を2席(2,000円)取るより、ボックスシート(1,500円)を取る方が得ということになります(※あくまで、僕が行ったときの料金です。いずれ変更になると思いますので、必ずHPか現地で確認してください)。
最も2マーク側の席は、45メートルよりやや2マーク寄り。
最も1マーク側の席は、スタートして数十メートル行ったくらい。
ですので、一番端の席でも、1マークは後ろから見ることになります。
マリンシートにはコンセントがありませんので、スマホ充電が必要になったら、3階入口付近にある有料充電器を使いましょう。
清潔感あふれる投票所は、ゴミゴミしていないのでとても広く感じます。
ドリンクはフリーです。これで1,000円(チェアー席の場合)なので、手ごろな料金でしょう。
ただ、2階一般席もテーブル付きなので、一般席でも十分だと感じるお客さんは多いかと思います。
※4階スカイシート(ロイヤル席)の情報は“こちら”でご確認ください。
1階一般席、投票所
入場ゲートからまっすぐ進み、階段を下ると地下1階…のような感覚になりますが、“地下”ではなく“地上”1階へ行くことになります。
階段を下りたすぐ左に、「キッズルーム」がありました。が、終日閉鎖されていました。そう大きな部屋ではないので、密を避けるために閉鎖されているのかもしれません(※未確認です)。
投票所はコンパクトな作りになっていて、投票所の横はカフェテリアになっています(【食事】の項目でご紹介します)。
水面へ
では、1階投票所からそのまま水面へ出て行きましょう。
スタンドを出たところには、多くのテーブルと椅子が並べられています。
訪問日は冬だったので使っているお客さんは少なめでしたが、春から秋にかけてだったら、ここで仲間と食事を広げながら予想したら楽しそう。
雨が降っても、スタンドが屋根になっているので濡れずに済みそうです(正面から雨が斜めに降ってきたときは濡れますが)。
こちらは、大時計近くからの眺め。
大時計と2マークの間(85メートル付近)には、こんな屋根付き観戦スペースも。
屋根付き観戦エリアを上ったところは、ちょっとした広場になっていて…、
ここにはトリックアートが!
まるで、地面に穴が空いて、ハート型の島が浮かぶ海が広がっているように見えます。
このエリアを2マーク方向に下ったところにも、トリックアートがありますよ。
蝶になりきって、記念写真で楽しんでください(笑)。
ここから再び水面方向へ行くと、子供が遊べるエリアが。
多分、空気でふくらませると、ぴょんぴょん飛び跳ねて遊べるようになるものだと思いますが、訪問日はふくらんでいませんでした。コロナが空けるまでの我慢でしょうかね。
レース観戦エリアは、ちょうど2マーク正面まで。
ここからスタンドを見ると、こうなります。
では、そのまま一直線に1マークへ行ってみます。
もちろん、1マークも正面から観戦できます。
が、丸亀の“ウリ”はさらにこの先。
「アクアデッキ」と名付けられていて、14時以降はさらに奥へ入ることができます。
この通路にも、テーブルや椅子が。
風で紙やゴミが水面に吹き飛んでいかないようにだけご注意を!
アクアデッキの突き当りまで行ったところ。
競走水面を、1マークからタテ方向に見ることができます。戸田公園大橋(戸田ボート)の水平バージョンといったところでしょうか(笑)。
わんぱくランド・ROKU棟
メインスタンドを離れて1マーク側へ行くと、別の建物が見えてきます。
まず、親子で遊べる施設…であろう「わんぱくランド」ですが、訪問日は閉鎖されていました。
入り口はトリックアートになっていますね。丸亀の場内には、このようなトリックアートが何か所かにあります。
その先にあるのが「Bカード専用投票所」(ROKU棟2階)。
キャッシュレス投票専用のエリアですが、もちろん誰でも入れます。
ちょうど1マークの前にあるので、1マークの攻防や展示を見たい方には絶好の観戦エリアでしょう。メインスタンドから歩いていかなければならず、現金投票ができないので、訪問日は全然混雑することはありませんでした。
ROKU棟3階は「ROKUまるがめ」という、県内企業やグループが事前申請で使えるフロアになっています。訪問日は閉鎖されていました。
「ROKUまるがめ」について、詳しくは“こちら”。
食事
2階にフードコートがあり、
3店舗が入っています。
実は知人に、昔しょっちゅう丸亀ボートに出入りしていた人がいるので、「場内のおすすめメニューは何?」と尋ねてみました。
すると「しいて言うなら天ぷら。スルメ天、もしくはタコ天」という返答が。
ということで、素直にスルメ天とタコ天をチョイス。
食べるときはちょっと冷めてしまいましたが、美味しくいただきました。
できればビールがほしかったけど、僕はレース場で飲む習慣がないので、つまみオンリーで。
ちなみに、その知人からのラインには、うどんが書かれていませんでした。うどんの店は街中にあるので、あえて勧めてこなかったのかな???
僕はさほどお腹が減っていなかったので、レース場での食事は天ぷらのみにとどめました。
1階には、「まるかふぇ」というカフェテリアがあります。
以前はカレーのような、ガッツリ腹を満たせるメニューがあったような気がしますが、訪問日はドリンクと軽いおつまみのようなメニューでした。
すぐ隣に投票所があるので、ちょっと飲みながら予想というスペースにはよさそうです。
外向発売所(Bポートまるがめ)
外向発売所(Bポートまるがめ)は、無料バス乗降場から2マーク側に向かって歩いてすぐの場所にあります。
もちろん行ってみたのですが、閉まっていました。
近くにいた警備員さんに尋ねると、
「今、開いているのは7時から10時の間だけ。中が狭くて密集してしまうので、その時間しか開けていないんです。コロナがなくなったら、ずっと開くようになるかもしれないけどね」
と教えてくれました。
ということで、今回中に入ることはできませんでした。
丸亀駅近くの食事
今回の旅打ちは、夜行バスで移動したため、朝から丸亀入り。
香川に来た以上、「まずこれを食べなきゃダメでしょ」と思い、朝からうどんを食すことに。
【食事】欄でも紹介した「昔しょっちゅう丸亀ボートに出入りしていた」という知人に、「駅前のおすすめうどん屋を教えて」と尋ねたところ、
「徒歩圏内なら綿屋(わたや)、石川。ちょっと頑張って歩いて中村」
と。そこで「綿屋(わたや)」へ行ってきました。
入店は朝9時。結構大きな店でしたが、朝から結構なお客さんの数。満席というほどではないにせよ、朝9時からここまでお客さんが入ることは、本州ではありえない…いや、本州ではそもそも店が開いていないですね(笑)。
僕は、かけうどんに、天ぷら2品を足しました。写真でもわかるとおり、天ぷらの大きさが半端ない! うどんの器の直径とほぼ同じ!
片方はゲソ。もう片方は、てっきり「ノリ」だと思っていました。が、一口食べたら分厚い!
後で知人に報告したら、「昆布天チョイスは、なかなかの通ですよ」という返答が。
このおかげで、ボートレース場ではほとんどお腹が空きませんでした(苦笑)。
ナイター終了後は、ソコソコお腹が空いてきたので、今度は香川のもう一つの名物「骨付鳥」を求めにいくことに。
骨付鳥も、知人に確認すると「王道は一鶴(いっかく)」と。
同じことを、丸亀ボートで働いていたスタッフさんに声をかけて尋ねてみても、秒で「一鶴です!」と教えてくれました。
そこで素直に夜は「一鶴」へ行き、「ひなどり」をテイクアウト(訪問時、「おやどり」は「調達困難」とのことで販売休止になっていました)。
店の前には行列ができていましたが、テイクアウトなら並ぶことなく作ってもらえます。
ビールを買ってホテルの部屋でいただきましたが、いや~たまらん! パンチがあり、肉はやわらかい! ビールがめちゃくちゃ進みます。もう1本買いに行きたかったのですが、もうシャワーを浴びた後だったので、それはやめました(笑)。
「旅」をテーマにした通販サイト JTBショッピングまとめ
スタンドリニューアル後は、比較的コンパクトになった印象がありますが、室内派にも屋外派にも楽しめるようになっているのではないでしょうか。
テーブル付きの一般席はなかなか見ませんし、外での観戦もいろんな角度から楽しむことができます。
本文中、いくつかのトリックアートをご紹介しましたが、場内にはまだまだ多くのアートが描かれています。全部挙げると楽しみがなくなるので、残りはぜひ現地で見て、写真におさめてください。
鉄道で約20分足を伸ばせば、こんぴら参り(琴平)に行くこともできます。観光とセットで、丸亀ブルーナイターを現地で楽しんでください!
ちなみにこの日は、競輪の中田健太選手のいとこにあたる、中田竜太選手が出走。
「このメンバーなら負けるわけない!」
と、応援も込めてアタマで買ったら、見事にヒモ抜け。まぁ、こんなもんですよ(トホホ…)。
ボートレース丸亀での写真撮影許可申請は不要です。マナーだけお守りください。