金沢競馬場(石川県金沢市)

※金沢競馬場HPは“こちら”。本文内容は訪問時のものです。最新の情報はHPでご確認を!

金沢競馬場訪問は、今回が初めて。

実は、馬券を買い始めたかな~り昔から、行きたいと思っていた競馬場。

というのも、かつては(6枠ながら)連単馬券を売っていたから。連単馬券に挑戦したければ、金沢か益田に行くしかなかった時代がありました。

今は連単どころか、3連単が当たり前になりましたが、かつての思いを胸に抱きつつ、金沢へ向かいました。

アクセス

遠方からの無料バスもありますが、無料バスの主力路線は金沢駅前から。

観光客は兼六園口(東口)へ向かいますが、競馬場行き無料バスは金沢港口(西口)へ。

そのバスターミナルの一番端、①番乗り場から、競馬場行き無料バスは出ます。発車時刻が近くなると、それらしきお客さんが増えますので(笑)、分かると思います。

時刻はHP(こちら)で確認してください。

入場前~入ってすぐ

訪問した2022年12月は、まだコロナ禍。
そのためだと思われますが、「ハッピーポイントカード」会員でないと、入場できなくなっていました(コロナの状況次第で、いずれは解除されるでしょう)。

ポイントカードは持っていなくても、入場前に作ることができます。もちろん無料で。
ただし、身分証明が必要です!これがないと、せっかく来てもポイントカードを作ってくれないと思うので、旅打ちの方は運転免許証やマイナンバーカードを忘れずにお持ちください!

入場門

入場料は無料でした。ただしHPには「令和4年度中は無料」と書かれていますので、100円に戻る可能性もあります。「このまま無料でいいんじゃないの?」と、個人的には思いますが。

入場門から入ってすぐ左手に、専門紙売り場があります。

4紙売っていて、僕は『ホクリク』を購入(600円)。

専門紙売り場の先には、馬頭観音があります。
せっかくなので、的中と旅の安全を祈願しておきましょう。

なぜ明治アーモンドチョコレートが???(笑)

では、真っすぐ進んでスタンドへ…

と、その前に、入ってすぐ右手をご覧ください。
目の前に、1,400メートルのスタート地点が見えます。

1,400メートル戦をここから観戦すると、ゲート入りからスタートはもちろん、ゲート退避や、係員の仕事ぶりも見ることができますよ。

その近くに、「芝生ひろば入口」と書かれたゲートがありました。

本来なら、ここからポニー広場や馬場内公園へ行けるようですが、コロナ禍のため閉鎖されていました。

スタンド内・3階一般席

入場門から真っすぐ進むとスタンドへ。そのまま進むか、階段で2階へ上がるかに分かれます。

スタンド入口

2~3階へは、足に余裕があれば階段でしょうが、そうでない方はエレベーターで。

が、エレベーターの場所は少々分かりづらいかも。スタンドに入ってすぐ左に案内所があり、そのさらに先にあります。
なお、この近辺には専門紙の自販機もあります。

1~2階には屋内一般席がありませんので(屋外一般席と投票所はあり)、ここでは3階へ。

3階は、ガラス張りの一般席。席数も多いので、場所にこだわらなければ、冷暖房完備エリアで座って観戦可能です。

ゴール方向へ進むと、4階へ行ける階段が!

4Fへ

まぁこれは、関係者だけの階段でしょう。職業柄、覗いてみたくもなりましたが、ここは我慢。

3階席の一番奥には、畳席もあります。が、あまり席数は多くないので、空いていなければ、外から眺めるだけで諦めたほうがいいかも。

特別観覧席(2階の奥)

特別観覧席、および発売所は2階奥。一席1,000円で、好きな席を指定してください。

テーブルは、昔ながらの小さなサイズですが、座り心地は悪くありません(コンセントはなし)。観戦もしやすいですよ。

ドリンクはフリー。
100円硬貨が戻るコインロッカーもあります(コインロッカーは1階にもあります)。

なお、特観に入れば、ポイントカードに「10」加算されます。10ポイントあれば、オリジナルウェットティッシュがもらえるので、1階案内所で引き換えてもらいましょう!

ウェットティッシュ

パドック

入場門から直進して左手にパドックがあります。

僕が行った日は雨(時々曇り)だったので、パドックまで足を運んできたお客さんは少なめ。晴天だと、もっと多くのお客さんがパドックに集まるでしょうね。

下の写真左は、2階特別観覧席エリアからの眺め、真ん中と右は3階一般席エリアからの眺めです。

馬名や馬体重表記が、電光掲示板でないところがレトロでいいですね。馬体重のマイナス表記が赤字で色分けされている細かな配慮も嬉しい。

掲示板

本馬場・屋外一般席

パッドクで馬体をチェックしたら、馬場へ出ましょう!

金沢所属騎手の勝負服が、目に飛び込んできます。

最前からの眺め。

僕が訪問した日は、ゴールまで約150メートル地点より向こうには、行けなくなっていました。工事中なのか、あるいは警備や清掃手間の削減策なのか、その辺りは分かりません。

150メートル

屋外一般席は基本的に、上半分が長めの板状、下半分は階段状になっているアスファルトです。

スタンド全体像と、屋外からの眺め。

大型ビジョン。パドック掲示板はレトロでしたが、こちらは大きく見やすい。加賀百万石をイメージした瓦屋根が付いたビジョンです。

ビジョン

スタンド1コーナー寄りの上から見ると、レースを終えて引き上げてくる人馬を見ることができます。

食事・売店

数人が入れるくらいの小さな食堂が何店かあり、どれも魅力的。まとまってある所は、パドックのさらに先。直角に数店が並んでいます。

ここでも食べたかったけど、そこまでお腹は空いていなかったので、ここは撮影のみ。

僕は、入場門から一番近い場所に店を構えている「金澤玉寿司」さんへ。

お客さん5人入れば満席という店で3席が埋まっていました。昼から寿司とビールと競馬、うらやましすぎる!!(笑) 僕は持ち帰りで握ってもらいました。

寿司4

5種類注文。てっきり2貫ずつかと思いきや、3貫ずつだったのでこのボリュームに!
でも、ペロッといただきました。美味かった! また食べに行きたい!!

場内には、売店が豊富にあります。
少し歩けば、どこかしらの売店にたどり着くので、「売店はどこだ~」と探す必要はありません。

売店で売っているものは、おにぎりやパン、お菓子、カップ麺、ドリンクなどなど。
この日は寒かったせいで、カップ麺を食べているお客さんが多かった印象です。

僕は1階の売店で、「笹の葉寿司(たい)」を買いました。

売店には食べ物の他に、競馬グッズも何点か売られています。

マスコットの「ハッピーくん」ぬいぐるみは1,500円。お土産にいかが?

お土産など

競馬場前日に金沢入りし、昼食は金沢カレー。いろんな店がある中、僕は「ゴールドカレー」さんへ行き、「ハントンカレー」を注文。

ウィキペディアによると、「ハントンライス」の特徴として、

「ケチャップで味付けしたバターライスをオムライス状に薄焼き卵で包み、白身魚のフライをトッピングし、ケチャップソースとタルタルソースをかける」

と書かれています。「ハントンカレー」は、「ハントンライス」と「金沢カレー」を足してアレンジしてもの…とのこと。ジャンキー感にあふれていますが、カロリーを気にせずがっつきました(笑)。

昼食後は「ひがし茶屋街」まで軽く観光へ。
いろんな店が並んでいますが、中でも印象に残ったのは“金”。

そう、金沢は「金」なのです!

寒くても、観光地ではなぜか食べたくなるソフトクリーム。そこに金箔をかけると、こうなります!もちろん無害ですのでご安心ください。

金箔ついでに、お土産には烏骨鶏(うけいあん)の「かすていら【金箔】(2号)」を買いました。

帰宅後にいただきました。めちゃ濃厚♪ 自信を持ってオススメ!

【TV登場】【烏鶏庵】【うけいあん】【金沢の烏骨鶏カステラ】 烏骨鶏かすていら【金箔】10P27May16

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感想(36件)

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まとめ

一点残念だったのはタバコ。
競馬場内は、基本的に全面禁煙で、喫煙は所定の部屋やエリアに限られています。

禁煙

が、屋外一般席は野放し状態。警備員に聞いても、

「吸い殻入れがここにあるので、本当はここで吸ってほしいのですが…」

と言うだけで、実際には「屋外=喫煙可」となってしまっています。
もうそんな時代ではないので、この点だけは改善を求めたいですね。でないと、若い新規客はリピートで来てくれません。

全体的には、施設自体の古さを感じるものの、トイレはきれいで、レースやオッズも見やすく、快適に過ごせる競馬場です。

イス

こんなピンクの椅子も、あちこちに置かれているので、年配の方や歩き疲れた方にはやさしい施設とも言えます。

今回金沢では、駅近辺しか観光できませんでしたが、次はもう少し奥まで足を運んでみたいですね。再度競馬場を訪問したときは、コロナ禍で使えなかった施設が解放されていますように…。

マスコット
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じゅん
ブログ運営者の立野純(たてのじゅん)です。 30歳のとき、弥彦競輪場で実況デビュー。以降競輪15場、ボートレース3場、オートレース1場の実況をしてきました(現在のレギュラー場は、四日市・松阪の競輪2場)。 サラリーマン時代から公営競技ファンで、ネットより断然現場党。これまでJRA10場、地方競馬21場、競輪50場、ボートレース20場、オートレース6場を、仕事ではなくファンとして巡ってきました(廃止場を含む)。 ただ、行きまくっていたときは、写真や記録を全く残しておらず…。まだ足を運んでいないレース場を含め、今度は記録に残しておこうと思い、ブログを開設しました。 これから旅打ちへ行く方のご参考にもなれば、大変うれしく思います。全場揃うまでに、何年かかるかわかりませんので、気長にお付き合いください。