松阪競輪場(三重県松阪市)

※松阪競輪場HPは“こちら”。本文内容は訪問時のものです。最新情報はHPでご確認を!

松阪競輪場は、2011年から実況でお世話になっている競輪場。その年の松阪ビッグレースは、小野俊之選手が優勝した共同通信社杯秋本番(GⅡ)。あれから干支が一回りしたとは思えないなぁ。

このブログを執筆時点では、松阪競輪場で仕事をしているので、本場開催のときに行くことができません。

旅打ちブログでは、本場開催時に訪問して書くことをルールにしていますが、松阪競輪場では場外発売時のときのものです。

行ったのは2023年8月13日(日)。

前年2022年11月ミッドナイト以降、管理棟工事で本場開催が長期休催に入りました(写真は2023年5月14日の松阪競輪場)。

工事中

本場再開は2023年9月6日。本場再開まで1か月を切ったタイミングで行ってきました。

なお場内の写真は、開門の午前10時前に撮影したもの(一部を除く)。スタッフしかいない館内やスタンドを歩き回って撮影してきました。

アクセス

最寄り駅は松阪。JRでも近鉄でもOKですが、改札はJR側から出てください。改札内に駅弁屋がある方がJR側です。

松阪駅

ちなみに、名古屋~松阪で本数が多いのは近鉄で、特急なら約1時間10分。大阪難波~松阪なら、特急で1時間40分を切るくらいです。

JR側の改札を出た目の前が、三重交通のバスターミナル。まずは、「バスきっぷうりば」に向かってください。

バスきっぷうりば

窓口で「競輪場までお願いします」と言えば、春日町までのバス利用券を出してもらえます(裏面に日付印がないものは無効。未成年者は利用不可のため、お子様連れの方は現金190円か交通系ICカードで)。

バス利用券

バス乗り場は③または④。毎時数本はあるので、どちらか早い方の乗り場へ。

「春日町」で下車してください。道路状況によりますが、5~6分で到着します。

春日町

(利用券では、春日町以外で降りることはできません。うっかり寝過ごしたら、全区間の運賃が必要です)

バス停からは、来た道を少し戻ってすぐに右折。

バス停から

真っ直ぐ歩いた先に、

バス停から

競輪場があります。

バス停から

「西入場門」から入ってください(入場無料)。

西入場門

(開門前に撮影したので閉まっていますが、実際には空いていますのでご安心を)

その前に…。

専門紙が必要な方は、赤い建物内(前売投票所)で売っていますのでご利用ください。

前売投票所

なお、帰りの春日町バス停ですが、初夏から秋にかけては、蚊にかまれることがありますので気をつけて!(今までどれだけかまれてきたことか…)

春日町

投票所

入場したら、そのまま投票所へ。空調が効いた、広い空間になっています。

投票所へ

入口近くのエリア。

この日は、午後にマッサージをしていたみたい。不定期でやっているそうなので、よかったらどうぞ!

マッサージ

この奥が投票所。

木でできた椅子が並べられ、大型モニターを見ながら車券検討できるようになっています。

僕はこの日、丸型の椅子に腰掛けて、5車立て和歌山1レースを検討。

投票所

そこまで荒れるとは思えず、かと言って1番人気は買いたくないし、云々かんぬん…。

車券

が、熟考虚しく(?)、スカ…(その後も的中なし)。

給茶コーナー。濃い茶好きの僕にとっては、「濃い」のボタンがあるのはポイント高め!

その対面には、総合案内所があります。

総合案内所

その案内所には、松阪ホーム選手の似顔絵が!

似顔絵

ファンの方が描いてくださったそうです。なかなか特徴をとらえていますね!

普段仕事で来ていると、こういう所をゆっくり回ることがないので、初めて見ました。

総合案内所では、帰りのバス利用券がもらえます。僕もバスで来たので、帰りの券を今回初めていただきました(撮影、JPFスタッフ)。

案内所の隣には、血圧測定コーナーが。

血圧測定

「立野さんもやっていったら?」

と言われたので、測ってみました。

血圧測定

あれ?ちょっと高め?

でも、この日はあちこち歩き回っていた中での計測だったので(普段は上が120を少し切るくらいです)。

手荷物は、その隣にあるコインロッカーへ。

500円が使用後に返却されるタイプです。が、台数が少なく、大きな荷物は入らないので、旅打ちの方は、駅かホテルに預けておく方が無難でしょう。

この裏手(走路側)も投票所。簡易化された扉で区切られているので、空調は効いています(昔はぶっといカーテンでした)。

この扉を開けるとゴール前近くに出ますが、僕が行った場外発売日は閉まっていました(本場開催日は間違いなく開けられます)。

屋外スタンド

投票所を抜け出し、スタンド端の階段から屋外スタンドへ。

階段

急すぎず、逆になだらかすぎることもなく、適度な角度が付いたスタンドになっているので、どこに座ってもよく見えます。

ちなみに実況席はここ!

実況席

下からの眺め。

上からの眺めです。

敢闘門。2023年9月6日の開催から使われます。レースナンバーなど、予め作っておけば、いろいろ表示できるそうですよ。

敢闘門

4コーナー側にある階段。普段は行き来できませんが、(多分)グレードレース限定で、

テラスに行くことができます。

一段高い位置からなので、見晴らしはさらにいいですよ(投票所はありません)。

松阪の街も、ご覧のとおり眺めることができますよ。

運良く解放されていたら、ぜひ足を運んでみてください。

有料席(サイクルシアター)

サイクルシアター入口は、1コーナーの先。

1席500円で、席数は86。受付で座席を指定してください。なお、先着30名様にはスポーツ紙がサービスされます。

エスカレーターで2階へ。

サイクルシアター

(ちなみに昔は、この1階に中継用のスタジオがありました)

投票所はこんな感じ。

1~2コーナーを走る姿が近くで見られる場所になっています。ゴールは前から見ることになるので、微妙な態勢はモニター確認ですね。

ドリンクは、一般席より50円ほど安く設定されています(お茶と水は無料)。

食堂

投票所を出たところに、食堂が2店並んでいます。どちらも数人が座って食事ができる、小さな店舗です。

食堂

左が「かめ家」。

右が「宝」。

前検日の取材後は、どちらかの店で軽くつまめるものを買って食べています♪

今回は、「かめ家」の「串勝(カツ)」をいただきました!

前売発売所

入場門の横にある、赤い建物が前売投票所。

前売発売所

目立つのですぐに分かります。

【アクセス】の項目でも書きましたが、専門紙はここで売っています。

前売発売所

駅弁のあら竹(松阪駅)

松阪での“食”と聞いて、真っ先に浮かぶのは「松阪牛」でしょう。

松阪駅~競輪場の途中にある「一升瓶」前には、観光客の方がよく並んでいますよ。

旅の思い出として、ここでは松阪の駅弁、「駅弁のあら竹」をご紹介しましょう。

あら竹

店舗は商店街入口の他、松阪駅のJR側改札前にもあります。旅打ちの方には、駅が便利でしょう。

1番人気は「モー太郎弁当」。

モー太郎弁当

今回この弁当を、JR名松線(めいしょうせん)の終点、伊勢奥津駅からレンタサイクルで行ける、三重県と奈良県の県境で食べてきました。

伊勢奥津へ行った理由?

ローカル線の旅が好きなので。それに、うまいメシは外で食ったらより美味いでしょうしね!

まず、箱のインパクトが大!

モー太郎弁当

フタを空けたら、「う~さ~ぎ、お~いし、か~の~や~ま~」の『ふるさと』が流れてきます♪

モー太郎弁当

ご飯の上にはすき焼き肉がびっしり! 箸が止まらない美味さです。

もし乗り鉄が好きな方がいらっしゃったら、名松線の旅も楽しんでみてください。

伊勢奥津駅

まとめ

僕が初めて松阪競輪場へ行ったのは、まだサラリーマンだったころなので、今から25年以上前。

当時はホントにオンボロなスタンド。昭和の香りがプンプン(まぁ、それはそれで個人的には好きなのですが)。

一番印象に残っているのは、場内で食べた焼きそば。注文したら、店員さんがホットプレートのフタを取りました。そこには、何分(何時間?)前に作ったのか分からない焼きそばが。それにソースをかけ直し、軽く温めなおして出されました。そのときは「二度と来ることはないだろう」と思ったものです(笑)。

もちろん、今はそんなこと全くありませんよ。

投票所はとてもコンパクトな作りながら、空調が効いていて快適(昔を知っているから、なおさらそう感じます)。

スタンドからは、選手までの距離がとても近く感じられる競輪場です。

マック・マッキー

競輪はもちろんのこと、アフター競輪の楽しみ方もさまざま。伊勢や鳥羽も近いので、1泊しての観光もオススメです。

ぜひ、車券で勝って(いや、仮に残念だったとしても)、美味しい松阪肉を!

最後に。

入場門から少し先へ行くと、

入場門の先

マスコットキャラクターの「マック」と、その仲間たちが描かれたスタンドが見えます。ぜひ見て行ってください!

マスコットキャラクター
マスコットキャラクター
マスコットキャラクター
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じゅん
ブログ運営者の立野純(たてのじゅん)です。 30歳のとき、弥彦競輪場で実況デビュー。以降競輪15場、ボートレース3場、オートレース1場の実況をしてきました(現在のレギュラー場は、四日市・松阪の競輪2場)。 サラリーマン時代から公営競技ファンで、ネットより断然現場党。これまでJRA10場、地方競馬21場、競輪50場、ボートレース20場、オートレース6場を、仕事ではなくファンとして巡ってきました(廃止場を含む)。 ただ、行きまくっていたときは、写真や記録を全く残しておらず…。まだ足を運んでいないレース場を含め、今度は記録に残しておこうと思い、ブログを開設しました。 これから旅打ちへ行く方のご参考にもなれば、大変うれしく思います。全場揃うまでに、何年かかるかわかりませんので、気長にお付き合いください。