和歌山競輪場(和歌山県和歌山市)

※和歌山HPは“こちら”。本文内容は訪問時のものです。最新情報はHPでご確認を!

関西出身の僕ですが、その中でも和歌山競輪場は実家から遠いため、今まで行った回数は片手で数えられるくらい。近畿地区(福井を除く)の競輪場の中では、足を運んだ回数が最も少ない競輪場。だから行けば、ちょっとした旅打ち気分にもなります。

今回は10年ぶりぐらいの訪問かも。新鮮な気持ちで、和歌山へGO!

アクセス

最寄り駅は、南海またはJRの「和歌山市」駅。

和歌山市駅

大阪から行く場合は、難波から南海電鉄一択。JR和歌山とは違う駅なのでご注意を。
もしJR和歌山駅に出た場合は、乗り換えて和歌山市駅へ行く必要がありますが、JRだと本数が少ない…。「和歌山駅~和歌山市駅」の本数は、路線バスの方が多くなっています。

和歌山市駅からは、線路沿いに歩けば、問題なく競輪場に着くことができます。

南門から東門へ

和歌山市駅から徒歩で10分かからないくらいで入場門に(南門)。50円のコインゲートで、両替機があります(下の写真右は、駐車場側、東門のコインゲート)。

専門紙は、入場門のところで売っています。

専門紙

関西は「研究」と「ダービー」の2紙。僕が行った日は、研究のブースで研究とダービーを売っていました。研究を買うと「頑張ってな!」と言ってもらいました(^^)/

入ってすぐのところにある、場内案内図。

以下、「現在位置」から「東門」へと向かいます。

まずあるのが、ガイダンスコーナー。

中にいらっしゃったのは、女性スタッフ2人と、ガイダンス担当の元選手1人。中は常に、何人かのお客さんが入っていました。スポーツ紙のコピーが貼られているので、参考にしたい方はどうぞ!

ガイダンスコーナーの隣は、無料休憩所。

椅子とテーブルがある、オーソドックスなスペースです。

休憩所の隣が食堂。ここは【食堂】のコーナーをご参照ください。

食堂

さらに進むと手荷物預かり所。その目の前が、駐車場側にある東門です。

わかちゃんホール

4コーナーから2センター辺りに沿って建てられている「わかちゃんホール」。比較的新しいホールで、HPには「平成28年12月に竣工、すべて紀州材を使用した大規模木造建物」と書かれています。

冷暖房完備の投票所なので、ここで一日過ごす、生観戦にこだわらないお客さんもいそうです。

ホール内には「特別室」があります。

特別室

写真は撮れませんでしたが、扉が開いたときにチラ見したら、テーブル付きの指定席でした。「サテライト和歌山指定席」という感じのエリアです。

わかちゃんホールの前は、ひろ~~~い空き地に。

確か昔は、ここにも何か広がっていたはず。食堂だったかな…? 思い出せませんが、今は広いスペースに。これだけ広ければ、子供の自転車教室やプロレスイベントなどができそう。

メインスタンド(一般席エリア)

一面びっしり座席がひろがっているメインスタンド。どの座席からでも、レースはよく見えます。4コーナー側の最上段だけは、なぜか木製の長椅子でした。

下まで降りると、こんなアングル。

中央通路前から観戦すると、入場シーンはもちろんのこと、(コロナ禍限定でしょうが)ブレスコントロール中の姿も見えます。

メインスタンドの一番上(2階)からバンクを見たところに、モニターがたくさん並んでいます。ゴール後、ここで着順を確かめるお客さんも多くいらっしゃいます。

一般席モニター

そのメインスタンド2階の1コーナー寄りには、中継スタジオ(わかちゃんスタジオ)があります。放送に興味がある方、ちょっと覗いてみては?

わかちゃんスタジオ

1階投票所は、このような感じになっています。

マークシートと車券(選手名は入っていませんでした)。

観戦可能エリアは4コーナー辺りから1センター辺りまで。

1センター付近。

こちらは4コーナー付近。

この4コーナー付近に、「レディース・ファミリールーム」があります。

この写真を撮った後、ご年配の夫婦が中に入っていかれました(僕は男1人で行ったので、中の様子を見ることができませんでした)。

特別観覧席

特別観覧席の売り場はメインスタンド1階。エスカレーターの裏手にあります(1席500円)。

購入後は、エスカレーターで特観へ。なお特観入口は、2階投票所にもあります。

ガラス張りの特観は3階にあります。

全席テーブル付き。コロナ禍では、2人掛けをシングルとして発売されていました。テーブル横に、傘を立てられるリングが付いているのは、細やかなプラスポイント♪

座席からの眺め。2コーナーの向こうには、紀の川が見えます。

モニターは、見上げたところに付いています。

ドリンクはフリー。500円でフリードリンクなので、5杯飲む方なら、実質タダみたいなもの!? 電子レンジがあるので、温めるものを持ち込んだら、美味しく食べられます。

4コーナー寄りの喫煙所前には、専門紙が全レース貼りだされています。「専門紙は、ちょっと見るだけで事足りる」という方は買わなくていいかも? ここには、席数少なめですが休憩エリアがあります。

特観から一時的に出るときは、フリードリンクの近くの出口へ。グルグル回りながら、2階へ降りてください。

食事

食堂は1か所のみ。ガイダンスコーナーの並びにあります。

食堂外観

オーソドックスなメニューが並んでいます。

和歌山へ来たら、僕は毎回和歌山ラーメン(笑)。しょうゆベースの、クセのない味です。

お土産など

レース後は、和歌山の街で和歌山ラーメンを堪能しましょう!
(和歌山では「中華そば」という店が多い)

競輪場でもラーメンを食べましたが…、旅打ちではそんなこと気にせずに。

和歌山で有名なラーメン屋といえば、「井出商店」さん。和歌山市駅から、和歌山駅へ移動し、和歌山駅から徒歩10分弱のところにあります。

井出商店1

メニューは実にシンプル。

井出商店2

私はチャーシュー多めの特製を注文。コクのある醤油スープに絡む麺、一気にいただきました。

井出商店ほか、和歌山ラーメンは自宅でも楽しめます。ネット販売もしていますので、食べたくなったらいつでもポチってください!

土産
イマドキのお土産スタイル!旅行に行ったらSNSで贈る『みやげっと』

まとめ

場内に流れる締切前のBGMがレトロな感じが個人的に好きで、帰宅後しばらく頭から離れませんでした(笑)。

観戦はしやすく、座席も多いいので、その点は不満なし。

一つ物足りない点を挙げれば、食事面。
食堂が1か所しかないのはいいとして、小腹を満たすメニューが不足している感は否めません。お菓子が売っているような売店もないので、チョコやポテチをつまみたい方は、事前に仕入れておいてください。

大阪からやや距離はありますが、南海特急の指定席を使えば、快適に行くことができます。ぜひ予定を立てて、お出かけください!

わかちゃん
マスコットキャラクター「わかちゃん」

お時間のある方は、和歌山電鐵に乗って、貴志駅の“駅長”に会いに行ってください。

(駅長に会える日時は、和歌山電鐵HP〔こちら〕でご確認ください)


ABOUT US
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じゅん
ブログ運営者の立野純(たてのじゅん)です。 30歳のとき、弥彦競輪場で実況デビュー。以降競輪15場、ボートレース3場、オートレース1場の実況をしてきました(現在のレギュラー場は、四日市・松阪の競輪2場)。 サラリーマン時代から公営競技ファンで、ネットより断然現場党。これまでJRA10場、地方競馬21場、競輪50場、ボートレース20場、オートレース6場を、仕事ではなくファンとして巡ってきました(廃止場を含む)。 ただ、行きまくっていたときは、写真や記録を全く残しておらず…。まだ足を運んでいないレース場を含め、今度は記録に残しておこうと思い、ブログを開設しました。 これから旅打ちへ行く方のご参考にもなれば、大変うれしく思います。全場揃うまでに、何年かかるかわかりませんので、気長にお付き合いください。