※富山競輪場HPは“こちら”。本文内容は訪問時のものです。最新情報はHPでご確認を!
競輪では中部地区に該当する富山ですが、世間一般では北陸といった方がしっくりします。
中部地区の競輪場でも、1場離れた場所にあるため、僕もなかなか行く機会がありませんでした。が、今回ちょうど行けるタイミングがあったので、「えいやっ!」と行くことにしました。
富山競輪旅打ちは3回目だけど、行くは2007年以来なので、実に16年ぶり!
「だいぶ変わっただろうなぁ」と思いながら、行ってきました!
※富山競輪場での写真撮影について、ホームページには以下のように記載されています。
SNSへのアップについて、競輪場に問い合わせたところ、以下のような回答をいただきました(一部抜粋)。
『他のお客様が写りこまないようにご配慮頂き、万が一写りこんだ場合でも個人が特定できない写真については、個人のブログやSNSでの使用に問題はないと考えております』
よって、
・お客様を撮らない(入ってしまった場合でも個人を特定できないようにする)
・フラッシュはもちろんのこと、レースの妨げになるような撮影はNG
・三脚のような、他のお客様の妨げになるような器材を使わない
など、基本的なマナーを守れば、写真アップは問題なさそうです。
アクセス
まずは富山駅へ。
東京からだと、北陸新幹線一本で行けるようになったので、便利ですね。
大阪からだとJR在来線の特急、サンダーバードで金沢まで乗り、金沢から「IRいしかわ鉄道」、「あいの風とやま鉄道」を経由して富山駅へ。
名古屋からだと、JRで新幹線と在来線を乗り継ぐよりも、高速バスが断絶便利。料金は比較にならないくらい安いのに、かかる時間にはJRと大差なし。
途中、ひるがの高原サービスエリアで10分休憩もあるので、トイレや飲食調達もOK。バス座席にはコンセントがあり、車両によってはWi-Fiもアリ(JR在来線特急にはなし)…と、僕の中では名古屋からなら高速バスが圧勝です。
富山駅からは、路面電車の「岩瀬浜」行きに乗車。乗り場は、あいの風とやま鉄道改札口の向かい側辺りにあります。
全国交通系ICカードが使えるようになったのは嬉しい限り。
ちなみに僕は、ホテルでもらった割引券を使いました。100円割引×2枚です(割引券+現金110円で乗車。ホテルご利用の方、宿泊ホテルで割引券がもらえないか、確認してみてください)。
路面電車に揺られること、約25分で、
「競輪場前」に到着。
私と一緒に降りたお客さんは全員、線路を跨いで向かい側ホーム→競輪場へ向かいました。
が、これはやってはいけないこと🚫
たいした遠回りにもならないので、踏切を渡って競輪場へ向かいましょう。
入場口
駅からすぐに見えてくるのは、早朝前売発売所。
その真横に「駅前入場口」があります。
一般席のみご利用の方は、50円で入場券を買ってお入りください。
ただし、特別観覧席をご利用の方は、70メートル先の「正面入場口」へ。
途中に「中部」と書かれた専門紙売り場があります。
売ってくれたのは、「ありがとうございます!」と、めっちゃ元気のいい兄ちゃんでした。
新聞には「定価500円」と書かれていますが、店には「300」と大きく書かれていて、千円出したら700円のお釣りをいただきました。
いつも安いのか?あるいは平日のヒラ開催だったからなのか?そこは定かではありません。
その先に、特別観覧席の売り場があります。一枚千円。好きな席を伝えて購入してください。
特別観覧席券を買った方は、50円の入場券購入は不要です。
では、正面入場口から競輪場に入ります。
投票所(一般席エリア)
正面入場口から入ってすぐ左手が投票所(メインスタンド)。
お客さんが写らないように撮影したので、建物の雰囲気はちょっと伝わりにくくなっていますが、エアコンの効いた広い部屋になっています。
部屋の片隅に、100円バック式のコインロッカーがあります。
この投票所を抜けると、もう1か所投票所が(4コーナー付近)。
こちらの方が、椅子が多めですね。しかも背もたれもありますし。
2階もありますが、ほぼ似たような作りになっています。
こちらの1階入ったところにも、100円バック式のコインロッカーがあります。
僕が見たところコインロッカーは、先に紹介した投票所と合わせて2か所。
普段はこれでも十分でしょうが、グレードレースになると埋まる可能性もあるかも?手荷物がある方は、駅のロッカーに預けておく方が無難です。
ちなみに券売機のモニターには、マスコットキャラクターのライちゃんが出てきます。
一般観覧席
バンクを見渡せる範囲は、2センター過ぎ~4コーナー~ホーム~1センター~バック側。
2センター過ぎから順に見ていきます(これより3コーナー側へは行けません)。
座席もチョロッとありますが、ここから観戦するなら金網かぶりつきでしょう!
では、メインスタンドへ。
2センターから4コーナー付近は金網ですが、ホーム側はアクリル板。曇ってしまっているので、座ると選手がかすんで見えます。
ですので、立った方が断然見やすいですね。
2センター付近の確定板はすでに塞がれていますが、
4コーナースタンドの壁にはビジョンがあり、そこで着順、配当が確認できます。
(安いけど、少ない点数で確実に獲ることも大事!)
続いて、「地元選手応援席」と書かれた隣のスタンドへ移動します。
1コーナー付近からの眺め。柱がありますが、これは仕方なし。
訪問日は「熱中症にご注意ください」とアナウンスされるほどの暑さでしたが、このスタンドは日陰になっているので、比較的涼しく観戦できました。
さらに、1センター付近の金網を通過し、奥へ進むと…、
バック側に行くことができます。
座席が多くて屋根もあるので、ここからの観戦もいいものですよ。
ただ、バック側に投票所がないので、わざわざここまで来て観戦…というお客さんは皆無でした(苦笑)。まぁ、土日だったら違うのかな?
生でレース観戦したいお客さんの中には、いろんな角度から観たいという方も多いので、開放し続けてほしいですね。
地元選手が1着を取ったら、ファンの皆さまへご挨拶!
訪問日には、123期の山元大夢(ひろむ)選手が本デビュー2走目で初勝利を挙げました!
特別観覧席
正面入場口から入ってすぐにあるエスカレーターで2階へ上がったところが特別観覧席入口。
入って券にスタンプを押してもらったらOKです(ハンドスタンプはありません)。
投票所と、その片隅にあるソファー席。
奥に、フリードリンクと、お菓子・パンの自販機があります(売店はありません)。
座席にはコンセントがありませんが、テーブルは少し広め。窮屈さは感じませんでした。
座席にモニターはないので、モニターを見るなら見上げるか見下ろすか、投票所に行くか…です。
眺めはこんな感じです。
一つ難点を挙げるとすれば、本場のレース中に、併売場の締切音楽が普通に大きな音で流れていたこと(実況と音楽が被っていた)。
併売場の締切音楽はナシの方がいい。
「あと◯分で、××競輪△レースの発売を締め切ります」の一言放送だけで十分でしょう。
売店・食堂
富山競輪場に行って、一番の楽しみにしていたのは「おにぎりを食べる」こと!
昔は、2コーナーの裏手、バック側スタンドから降りたところにありました。お客さんがたくさん入っていて、従業員の方も多く働いていました。
その建物は今も残っていますが、中は倉庫。
が、おにぎりがなくなった訳ではありません!
店は昔より小さくなりましたが、正面入場口から入って右手で営業しています(屋号は「的中おむすび屋」)。
さっそく中へ。
まず、食券を購入。うどん、ソバもありますが、僕はおにぎりを2種類購入。
食券を店員さんに渡すとき、「海苔」で巻くか、「とろろ昆布」で巻くかを伝えてください。
僕は海苔と、とろろ昆布を1つずつお願いしました。
地元、越中富山の八町米コシヒカリをつかったおにぎり。
コンビニのおにぎりばかり食べている僕にとっては、人の手でにぎってもらう、あったかいおにぎりに飢えているんですよ(笑)。
できれば4種類の具を制覇したかったけど、炭水化物が頭をよぎったので、2種類で止めておきます。
ごちそうさまでした!
ちなみに、横はチャリロトプラザになっています。
的中おむすび屋を出て、目の前のスタンド2階には、「ラーメン」というノボリが立った小さな店がありました。目立たない場所だったので、見逃すところでした(今回は腹が満たされていたため入っていません)。
「駅前入場口」付近には、売店「フードコンビニ オールウェイズ」があります。
券売機があるので、「食券制の売店?」と思いきや、これはタバコの券売機。食べ物は口頭注文でした。
焼きそばやフランクフルト、コロッケや弁当などがある中、僕は「たこねぎさつま串」(250円)をいただくことに。
「ケーキは別腹」と言いますが、僕が公営競技場に来たときは「串モノは別腹」になります(笑)。
富山駅前グルメ
今回は前泊して富山入り。
実は現地の知人に、
「駅から徒歩圏内の、お勧めブラックラーメンの店はどこ?」
と尋ねていました。
富山といえば、ブラックラーメンが有名なので。
ただ、その知人からは、
「ブラックラーメンもいいけど、魚津に美味しいラーメン屋がありますよ」
というお誘いを受けましたので、前泊日は喜んで魚津のラーメン屋へ行くことにしました。
その様子は、別ブログにアップしましたので、そちらをご覧ください。
ブラックラーメンはその翌日、競輪場の帰りに食べに行きました。
富山駅前にある「CiC(シック)」。
その地下1階にあるのが「麺家いろは」。
東京ラーメンショーで、5回日本一に輝いているだけあって、地元の方はもちろん、多くの観光客にも支持されているお店です。
僕が注文したのは、「富山ブロック味玉らーめん」。
いや~、久々に見ました、この真っ黒なスープ!初めて見る方にとっては「何これ!?」でしょう。
いかにもくどそうに見えますが、いざ食べてみたら、意外とアッサリしているんです。
醤油辛さは感じません。目隠しして食べたら、まさかスープが真っ黒だとは思わないでしょう。
チャーシューの写真をきれいに撮ろうと思いましたが、柔らかくて崩れてしまいました(苦笑)。
家庭でも食べられるように、土産用も販売されています。
富山ブラックラーメン 「麺家いろは」 醤油味 乾麺8食【送料無料(代引不可)】 価格:3,780円 |
麺家いろはの少し奥には、「ぼてやん多奈加」という、四角いお好み焼きが有名な店があります。
よくテレビにも取り上げられているそうで、現地知人からも勧められていたんです。
最初はここに入ろうと思ったのですが、「焼き上がりに30分ほどかかります」と書かれていました。
帰りの高速バスを手配していたので、30分かかってしまうと乗れない可能性が出てくるのであきらめました。
なお、ブラックラーメン情報として、知人からは「一心も有名ですよ」と言われたのですが…、
さすがに2杯は食べられなかったので、次回のお楽しみにとっておきます。
帰りに買ったのが「白えびビーバー」。
北陸に来たら、ビーバーシリーズ!
おやつにも、酒のつまみにもぴったり!
hokka(北陸製菓)揚げあられ ビーバー4種・12袋セット(ビーバー84g・白えびビーバー78g・カレービーバー70g・のどぐろビーバー70g)【賞味期限60日以上】※ご自宅用 価格:3,240円 |
まとめ
北陸新幹線の開通以降、東京からはずいぶん身近になった富山。2024年春には敦賀まで、さらに2030年中頃には新大阪へつながる計画ですので、今後は関西からもますます行きやすくなるでしょう。
路面電車の駅を降りたらもう競輪場。アクセスのよさは抜群です!
富山には、美味しい食べ物がまだまだあります。
ホタルイカ、白エビ、寒ブリ、ます寿司、氷見うどん…。
個人的には、氷見線の忍者ハットリくん列車にも乗りたかったし、高岡市の「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」にも行きたかった…。
1泊2日じゃ足りないので、また行きたい!
最後に、本文中に書けなかった競輪場の中をアップしておきます。
「的中おむすび屋」の奥にある屋外休憩所(マルチビジョンテント)。
1コーナースタンドを降りたところのペイント。
1センター付近の広場。おもしろ自転車などのイベントは、ここで実施されるんでしょうね。
中部唯一のサンサンバンク、富山競輪場へぜひお運びください!
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