※笠松競馬場HPは“こちら”。本文内容は訪問時のものです。最新情報はHPでご確認を!
笠松競馬場に初めて行ったのは、オグリキャップ引退式のとき。
そのときの、名鉄記念乗車券は今でもアルバムに保存しています。場内は、歩けないほどの大混雑でした!
近年は、いろんな問題もあった競馬場ですが、地元ファンや、そこで真面目に働く方々の思いはいっぱい詰まっています。
立ち直って新たなスタートを切った以上は、繁栄し続けることを願わずにはいられません。
アクセス
最寄り駅は、名鉄の笠松駅。
名鉄名古屋駅からだと、快速特急・特急・快速急行・急行で30分かかりません。
名古屋駅から乗ると、笠松駅到着前、右手に競馬場が見えます。
中央改札口を出てすぐ目の前がタクシー乗り場。
僕が訪問した日には、子供たちが描いたイラストが並んでいたのですが…、
馬も多く描かれていたのでビックリ!英才教育ですね(笑)。
改札口を出てすぐ左手に、競馬場に通じる地下道があります。
階段道へ行く道路には、横断歩道がなく、右手の見通しも悪くなっています。警備員もいないので、横断には十分注意が必要です。
階段道を上り切ったら、競馬場に到着。駅から徒歩5分もかかりません。
場内
専門紙は、入場門外でも場内でも発売しています。専門紙は『エース』と『東海』の2紙。僕は『エース』をチョイス(税込600円)。
入場は100円のコインゲート。
入ってすぐ左手に、笠松が生んだ名馬、オグリキャップの像があります。
全成績が、もうキズだらけになっていますが(苦笑)。
オグリキャップの絵馬も掛かっていますが、イラストが描かれている絵馬が多かったですね。
少し先には、「勝運稲荷」なる神社が。
平成26年(2014年)2月創設らしいので、まだまだ歴史は新しいですね。
まずは、ここで神頼み。信じる者は救われる!?
ちなみに、1コーナースタンドの裏手にも鳥居がありましたが、こちらは立ち入れないようになっていました。
何の神様かは、定かではありません…。
馬場・パドック
では、馬場へ出ていきましょう!
パドックは、馬場の中に。この場所にあるのは、日本で笠松だけ。ある意味、敷地が限られた中の有効活用です。
出走馬は、誘導馬の先導で、1コーナーの奥にある装鞍所から出てきます。
しばらくすると、パドックにマイクロバスがやってきます。
マイクロバスから続々と騎手が出てきて、お客様に一礼し騎乗。
騎乗したら、あっという間に本馬場入場となります。
なお、「パドックでの騎乗が危険な場合、装鞍所での騎乗を行っています」とのこと。
該当馬は、パドックを1周したら、先に装鞍所へ引き上げていくので、馬体チェックは一瞬しかできません💦
もっとも、パドックが馬場内にあるため、パドック党には厳しいレイアウトかも。
下の写真は、ゴール近くのラチ沿いからの眺め。
個人的なオススメ観戦スポットは、4コーナースタンドの一番端。
笠松の大半のレースは1400メートル。ですので、スタートの様子と、4コーナーから直線に向かうところを、近くで観ることができます。
逆に、ゴール態勢は全く分かりませんが(苦笑)。
スタンド・投票所(一般席エリア)
一般席と、有人窓口。訪問日、有人窓口は使われておらず、機械売りオンリーでした。
ウイナーズサークル前の「キャロットシート」。
昔は「女性・子供優先席」だったような気がしますが、今は誰でも使えるのかな?
こちらは、4コーナー付近の休憩所。
スタンドをつなぐ2階通路には、今は使われていないこんな部屋も。
「喫茶部」、一体どんな雰囲気だったんだろう???
有料席
有料席は、4コーナー側とゴール前付近の2か所。
4コーナー側にあるのが、特別観覧席。座席指定で600円。
今回は入らなかったので、外から写真撮影。
各テーブルに、モニターが1台設置されています。
ゴール前付近にあるのは、ユーホール。こちらは、全席自由席で500円。
今回、こちらに入りました。
雨風や、寒さ暑さをしのぎながら、ゴール前の攻防を観たい方向けのエリアです。
入ってすぐ左には休憩エリア。
右手には売店…だったところが残っています。営業はしていないので、何か食べたいときは外に出て買う必要があります(半券に蛍光ペンを塗ったものが、再入場券になります)。
ユーホール内の窓口。有人窓口は全て閉鎖されていて、稼働していたのは機械のみ。機械がちょっと少ない印象…。もう2~3台はほしいかな、という感じでした。
ドリンクは、お茶が無料。
ボタンがこれだけありますが、全部「特選緑茶」で、選択の余地なしでした(苦笑)。
座席は全て自由席でテーブルはありません。肘掛けから出せるタイプのテーブルがあるように見えますが、劣化のためか、全て使えないようになっています。
最初、ゴール手前50メートルくらいの席につきましたが、いつのまにかスタートを切っていて…。実況もファンファーレも場内放送も、何も聞こえなかったためです。聞こえたのは、併売場の音声だけ。本場音声を聞くためには、本場映像を放映しているモニター近くに行く必要があります。
併売場の音声はもっと絞って、本場音声をしっかり流してほしかった。ファンファーレも実況も聞こえない競馬は、実に味気なかったので…。
食事
入場門から左手方向に進むと、売店が見えてきます。
充実しているのは、串もの。1串120円です(以前は100円でしたが、値上げは致し方なし…)。
その場で煮たり揚げたりしているところを見るだけでも、腹がへってきます(笑)。
僕はまず、「トンチャン(ホルモン)」と、「串カツ」を注文。
「串カツ」の味付けは、味噌とソースから選べますが、東海地方に来たなら、ぜひ「味噌」を!
ただ僕は、串カツの食べ方をしくじって、衣だけ全部はがれてしまいました(苦笑)。
おでんも、串に刺さって、1串120円。
から揚げ串もよく売れていますよ。
横のお客さんは「から揚げとチューハイおくれ!」と言っていました。僕は昼飲みしないのですが、昼から飲みたい方には最高の組み合わせ!
さらに、串ものだけでは物足りなかったので、「どて丼」(650円)までいただきました!
東海地方の旅打ち感が出るのは、味噌グルメを食べているときです。
たこ焼きもよく売れていましたよ。でも、400円で6個はちと少ないような…。
ちなみに自販機では、お菓子屋パン、アイス、ドリンクが売られていました。
笠松は、小腹を満たすメニューが充実しています。だから、食べすぎには要注意!?
お土産
名鉄笠松駅、改札前の売店では、笠松競馬のお土産が充実しています。
今でも僕の実家には、昔UFOキャッチャーで取ったオグリキャップのミニぬいぐるみがあります(笑)。
今回は、「オグリキャップ最中」と、
「蹄鉄クッキー」を購入。
蹄鉄クッキーに添えられているカードには、
「笠松中学校の生徒さんが、《笠松町をイメージするお菓子》を題材に考案し、そのアイデアをもとに、手づくりしました」
と書かれています。「笠松町をイメージするもの」は、やっぱり競馬なんですね。
「オグリキャップ最中」も「蹄鉄クッキー」も、1個から販売されているので、競馬友だちの人数分、お土産に買っていくことができます。
「オグリキャップ最中」はネット販売もされているので、ぜひどうぞ!
ちなみに、売店の店員さんに
「今日は馬券全然ダメでした…」
と言うと、
「じゃあ、またぜひ来てください」
と、入場券をいただきました。
次回こそは勝つ!!
「旅」をテーマにした通販サイト JTBショッピングまとめ
設備は古いものの、居心地はよかったです。
僕の中では、串ものの充実が高得点。
マイナスは、ユーホールで本場音声が聞こえないエリアが多かったこと。これは改善してほしいです。
あと、トイレがきれいで、ウオッシュレットになっていたのはよかった(ウオッシュレットは意外と大事)。
駅から歩いてすぐに行ける競馬場。ぜひお出かけください!