※ボートレース宮島HPは“こちら”。
本文内容は訪問時のものです。最新情報はHPでご確認を!
ボートレース宮島は、今回が初観戦!
宮島へは、子どものころに3~4回は行きました。祖父が宮島から近い岩国市に住んでいて、父の帰省と一緒に、毎年春休みに遊びに行っていたので。
とはいえ、当時小学生の僕。宮島や嚴島神社は知っていても、宮島ボートなんて知っているはずありません(笑)。
大人になってから、JR在来線の車内から数回、宮島ボートの建物を眺めたことはありましたが、まぁそれまで。
今回、長年にわたる夢が叶い(は大げさですが、笑)、ようやく行くことができました!
※ボートレース宮島での写真撮影は許可制です。
まず、1階「警備本部受付」へ行き、「場内撮影許可申請書」に必要事項を記入してください(身分証は不要)。
また、撮影場所が限られています。簡単に言えば、屋外から水面方向(屋外座席から水面方向の撮影も可。その場合、他のお客さんが写らないように!)。館内や、屋外から館内方向の撮影は、SNSにアップしなくても禁止です。
ただし、場内に展示してあるボートやマスコットキャラクター、食べ物なら撮影してもOKとの説明を受けました。
よってこのブログで使用している写真は、レース場外と、場内で撮影が許可されているもののみとなっています。
写真が少なめなので、状況が分かりづらい箇所があろうかとおもいますが、ご容赦ください。
もくじ
アクセス
HPにはこのように書かれています。
遠方からの方で利用が多いのはJRでしょうから、JR宮島口駅からのアクセスをご紹介します(広島駅から在来線で30分弱で宮島口駅に着きます)。
マップを見ても分かるとおり、道に迷うことはないでしょう。
「改札を出たら交差点を左折してまっすぐ。そうしたらボートレース場が見える。以上!」
なので(笑)。
途中の交番にはもみじのマークが、さすが宮島!
あっという間に、ボートレース場が見えてきました。あとはそこを目指して歩くだけ。
ほそ~い道ですれ違うときは、お互い譲り合って。
踏切のところに、駅があります。
でもこの駅、駅名標(駅名が書かれた看板)も何もありません。
そう、この駅こそが、HPに書かれている「広電宮島ボートレース場駅」です!
下の路線図は、広電HPから抜粋したもの。
ですが、「広電宮島口」の次の駅は、「広電阿品(あじな)」となっています。
「広電宮島ボートレース場駅」は、停車時間帯が限定された臨時駅。
広電の駅を過ぎたら、目の前がボートレース場です。
1階館内(一般席エリア)
※ボートレース宮島における、館内の写真撮影は、一部を除き禁止されています。
館内はフロアマップと文章のみとなっています。
入場は100円コインゲート。
入ってすぐ左手がインフォメーション。その向かい側は「モンタステージ」(ここの写真撮影はOK)。
訪問日は特に何もなかったので、ボートが展示され、マスコットキャラクターのモンタがお出迎え。
このステージの裏側に、3~4階へ行くエスカレーターがあるのですが、最初これに全然気づかなかった…。だって、一旦館内に入ったら、このエスカレーターはほぼ死角になるので。
だから気づくまでは、階段か、数人しか乗れないエレベーターを使っていました。もう少し建物の真ん中にあればよかったのでしょうが…。
なおエスカレーターは一方通行分しかないので、基本的には上り専用。最終レースの締切15分前ごろに、下りに切り替えられます。
インフォメーションから左に折れて、少し行ったところにサービスカウンターがあります。
場内にコインロッカーはないので、手荷物はサービスカウンターで預けてください(僕は1番でした)。
サービスカウンターでは、オリジナルのTシャツやタオル、ボートレースグッズも販売されています。
サービスカウンターの隣が警備本部。写真や動画撮影を希望される方は、ここに許可申請書を提出する必要があります。普通に書けば、許可証をもらえます。
その向かい側は投票所。ちなみに単複専用マークシートはここに置いてあります。
ちなみに、ここにもボートが展示されていました(これも撮影OK)。
この建物から一旦外へ出て、すぐ左へ行くと第4投票所。
中は空調が効いているので快適。水面に向けられている椅子がたくさん並べられていて、僕が行った平日は楽々座れるほどの数でした。
ただ、座ってレースを見ようとしても、ターンの様子はよく見えず、直線の一部が見えるだけ。ですので観戦は大型ビジョンを使い、肉眼で見える直線は生で…という感じになります。
この奥にはイベントホールがありますが、使われるのは年に数日でしょう。訪問日は閉まっていました。
2階
2階は関係者フロアになっているので入れません。
3階(一般席エリア)
エスカレーターを降りてすぐのスペースには、右ひじ側にテーブルが付いた椅子が多く設置されています。
さほど混む場所でもなさそうで、モニターもトータル12台あるので落ち着いて舟券検討できます。
この先が、第2投票所と一般席。ガラス張りの冷暖房完備です。
ここまでならどこにでもある一般席ですが、宮島の一般席は、全てテーブル付き!
多くの割合を占める1人掛けの席には、右ひじ側にテーブルがあります。しかも、すぐにお尻が痛くなるような、カチカチの椅子ではありません。レース場によっては有料席レベルの椅子が使われています。
他にも、正面にテーブルが付いた、複数人で使えるタイプの一般席も。平日は空席がありましたが、土日や大型連休、G1などでは人気席かもしれません。
さらに奥の第5投票所は、キャッシュレス投票「モミジカード」会員が入れるエリア。僕は作りませんでしたが、作ってみてもいいでしょう。
ちなみに奥の「くつろぎルーム」は、畳に座ってレース観戦できるようです。
4階(有料席、一部一般席エリア)
4階は基本、有料席エリアです。
指定席券を買っていない方が入れるのは、売店と休憩コーナー。
「勝海舟」の横にある休憩コーナーにも、余裕十分の椅子の数があり、投票機も3台設置されています。
が、ここからレースは全く見えず、見えるのは山側の街並み。窓際から見下ろすと、広電やJR、国道2号線が見えます。
エレベーター近くの休憩コーナーは、厳密には畳ではありませんが、ほぼ畳のような作りの山が3つ。靴を脱いで、モニターを見ながら舟券検討できます。空いていれば、ゴロンと寝転んでも大丈夫でしょう。
有料席にはいくつか種類があります。
僕が取ったのは「ブロンズシート」。
撮影は禁止されているので、「千円でも十分満足できるレベルですよ」ということを伝えるために、マークシートの裏を使ってイラストを書きました(イラストの撮影は帰宅後)。
どうです?伝わりましたか?(笑)
座席は、3階一般席でも十分いいなと思いましたが、有料席はさらにグレードアップ。横に設置されてあるモニターは、ノートパソコン以上の大きさで、かつタッチ式で見たい情報に切り替えられます。
ドリンクはフリー。僕はこの日、5杯くらい飲んだかな?一般席にいてもドリンク2杯は飲むだろうから、実質700円前後で取った席のようなもの。コスパはいいですよ!
ちなみに男子トイレの手洗い所には、個包装された綿棒と爪楊枝が置かれていました。トイレにこんなの置いてあるボートレース場、いや、レジャー施設は初めて見ました!(どのくらい需要あるんだろう?)
違う種類の有料席は覗き見できない作りになっているので、HPでご確認ください。
有料席の発売所は、本場開門までは、PALBOAT宮島(外向発売所)。
カーテンが閉まっていてボタンが付いてある窓口があります。そこでボタンを押したら、担当の方が出てきてくれますよ。
本場開門後は、4階指定席売場で発売しています。
屋外(水面際)
※ここから、水面方向にカメラを向けての写真撮影は、申請すれば許可されます。席に座っての撮影でも構わないと言われました。
ただし、他のお客さんが写り込む写真や、水面際から建物を向いての撮影はNGなので、そこは気をつけてください。あと、フラッシュをたかないことや、三脚や脚立を使って他のお客さんに迷惑をかけないことは、全場共通です。
まずは、2マーク側の一番端からご案内しましょう。
行けるのは、だいたい85メートル付近まで。
ピットアウトの様子や2マークはちょっと遠い位置にはなりますかね。
2マーク側から、大時計の手前まで来たところ。
ここからだと、大型ビジョンは見えますが、1マークは全くと言っていいほど見えません。
ですので、大型ビジョン前の水面際で観戦するなら、大時計より少し1マーク側の方がいいかな。
でも、こっちはこっちで、2マークからスタートまでがほとんど見えないし…。まぁ、この近辺の好みはそれぞれですね。
この辺り、屋根があるところにはテーブルと椅子が、水面から近い場所には椅子がいくつか置かれています。グループで楽しむにはちょうどいいですよ。
また、水面を向いたとき、背中側には投票機がたくさん並んでいます。中より外の方が気持ちいい季節なら、ずっと外にいてもいいくらい?
では「海上デッキ」と名付けられている1マーク方向へ。
ここにもいくつかテーブルと椅子が。悪天候でなければ、ここに飲食を並べてワイワイ楽しむのもアリでしょう(風で飛んでいかないように気をつけて)。
ただ、座ったままだと、柵がどうしても観戦には邪魔になるので、レースは立って見た方がいいかな。
一番端はターンマークの横辺りですが、この背中側が喫煙所。
煙たいので、僕は少し手前で観戦しました。
ちなみに、所々にこんな貼り紙が。
トンビだけでなく、ハトも狙っていました(笑)。
水面際の柵からかなり出っ張った位置に大時計が設置されています。
だから、選手が見えるのは全体的に遠め。また、どうしても死角が生まれます。構造的な問題なので仕方ないのですが。
売店
※館内の写真撮影が禁止されているため、店舗の写真は撮影していません。
ただし、注文した食事写真の撮影はOKが出たので、それは写真掲載しています。
全フロアに、一通りのメニューは揃っているので、食べることには困らないでしょう。
HPに「グルメガイド」として、各店舗の主なメニューがアップされているのでご覧ください。
僕はこの中から、4階「勝海舟」の「がんすうどん」を注文(指定席券がなくても利用できます)。
「がんす」は、広島のソウルフード。魚のすり身を揚げた、揚げかまぼこの一種。
玉ねぎの甘味と唐辛子のピリッと感がコラボするうどん。美味しくいただきました♪
その後、途中のレースでガツンと肉を食べたくなったので、3階の「カフェ・ヴェッセル」で唐揚げを購入。
水面近くの席へ持って行き、いただきました。500円でかなりのボリューム。小腹満たしにはちょっと多かったかも(笑)。
PALBOAT宮島 (外向発売所)
駅からレース場へ向かうと、本場入場門の手前にあります。
本場開門が(通常の昼開催は)10時なので、それより早く着いた方は、PALBOAT宮島で一勝負!?
マークシート置き場には、2種類のマークシートと鉛筆をセットにした袋が置かれていました。痒い所に手が届くファンサービス(^_-)-☆
有料席もあり、有料席の窓側からは、競走水面も見えます。
【4階(有料席、一部一般席エリア)】の項目でも書きましたが、本場開門前の有料席発売は、PALBOAT宮島で行っています。
「早く着いたお客さんを外向発売所に呼び込んで、舟券も一緒に買ってもらう」
という作戦なのかも?(笑)
PALBOAT宮島の隣には、コンビニ「ポプラ」があり、
中ではボートレースのグッズも販売されています。
レース場の外から観戦
下の写真は、JR宮島口駅からレース場へ向かう途中にある踏切。
この踏切を渡って海沿いへ行くと、
こんな角度からボートレースを眺めることができます(笑)。
レース場を少し抜け出して、普段とは違う視点から観戦してみてはいかがですか?
宮島観光・グルメ
宮島ボートまで行ったなら、目と鼻の先にある宮島にも行かなきゃもったいない。
下の写真は、宮島行きフェリーからボートレース場を撮影したものです。
できれば1泊して丸一日楽しみたい宮島ですが(僕がそう思いました)、嚴島神社参拝や買い物、食事程度なら、午前中に宮島へ行き、ランチの後はボートレース場へ…というコースもいいでしょう。
なんなら、レース場に手荷物を預けて序盤レースを観戦した後、中盤戦は抜け出して宮島へ。終盤に再びレース場へ戻り、最終レース後に荷物を受け取って帰る…ということもできます。
僕が今回行った宮島は、別ブログにまとめました。
👇
「牡蠣屋」の定食も紹介しています。どうぞご覧ください!
ここでは、JR宮島口(または宮島口のフェリー乗り場)から近い店をご紹介します。
それは「うえの」。
宮島グルメでは、牡蠣と並んで有名な穴子。その穴子の老舗が「うえの」。
店内で食べるのがベストでしょうが、僕は弁当を購入。
どうですっ!
「これでもかっ!」ってくらい、穴子が敷き詰められています!
スーパーで売っている穴子とは別次元。100年の歴史がある「うえの」の穴子。めちゃくちゃ箸がすすみました!
弁当は予約もできます。詳細はHPでご確認ください。
ちなみにこの弁当。午前9時20分ごろに買って、外向発売所横にあるコンビニ「ポプラ」前のベンチでいただきました。
まとめ
場内には多くの椅子があるので、有料席を取らなくても快適に過ごせるかと思います。
(もちろん、有料席には一般席以上の居心地のよさがありますよ)
景観もいいですね。3階一般席、4階有料席からは、嚴島神社の大鳥居も見えます。
ただ、もったいないのは、スタンドからの絶景写真撮影も禁止していること。
他のレース場がうらやむくらいの絶景なので、本来ならファンの方が勝手にSNSで広めてくれるはず。なのに、それを禁止しているのは実にもったいない。
他のお客さんが写り込んだことによって、過去に何らかのクレームがあったかもしれませんが、スタンドから景色の撮影くらいは認めた方がいいんじゃないかと思っています。
宮島から広島方向ではなく、逆方向の岩国に足を伸ばせば錦帯橋もあります。
日帰りではとても足りない宮島へ、計画を立ててお出かけください!
帰りは広電を使いました。
走行中の車内からレース場を撮影しましたが…、
「宮島」の文字が切れてしまいました。僕のカメラの腕はこんなものです(苦笑)。
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