※ボートレース下関HPは“こちら”。
本文内容は訪問時のものです。最新情報はHPでご確認を!
まず最初に断っておかなければならないことがあります。
それは、訪問日が護岸改修工事中だったということ。
工事中だったため、スタンドや屋外で観戦できるエリアが限られていました。
ですので、工事が進むにつれて、場内の様子一部が、このブログの内容から変わっていくはずです。
そのことを踏まえたうえでご覧ください。
※ボートレース下関での写真撮影は許可が必要ですが、撮影写真のSNSアップは禁じられています。
このブログでは、本場の外で撮影した写真と、場内写真をイラスト化したものをアップしています。
アクセス
最寄り駅はJR長府駅。新幹線の新下関駅からだと新山口、岩国方面へ1駅、5分で到着します。
駅を出たら、もう目の前にボートレース場が見えてきます。
が、訪問日はスタンド改修中のため、正門は閉鎖中。警備員さんが
「ここからまぁ~っすぐ、200メートルくらい歩いた先に、また警備員が立ってるから、そこから入って」
と教えてくれました。
外から見える「Mooovi(モーヴィ)下関」前を通り、
警備員さんが立つところを入っていくと、ようやく「中央門」に着きました。
※キャッシュレス会員(e~ほっ!カード)を対象に、「JR片道無料交通サービス」を実施しています(詳しくはHP参照)。
※無料バスは運行休止中でした。最新の情報は、HP(こちら)でご確認ください。
写真は、JR下関駅バスターミナル9番乗り場(小倉競輪行きも「中止」と書かれていました)。
入場門~1階
入場は100円のコインゲート。
僕が到着したのは14時半すぎ。
下関はナイターなので、場外の場外のみの時間帯は無料かなと思って警備員さんに「何時から有料ですか?」と尋ねたら、「ずっと100円ですよ」と。
「嘘でしょ?」と思い、改めて「朝の場外だけの時間から100円ですか?」と聞いたら、「そうです」と言われました…。
いや、場外のみの時間は入場無料にすべきでは?
(それとも、その警備員さんの勘違い?)
入場後、左手に広がっているのは、親子で遊べる有料施設「Mooovi(モーヴィ)下関」(詳しくは“こちら”)。下関のモーヴィは屋外で、通路からその様子も見えます。訪問日は何組かの親子が遊んでいました。
いろんな遊具がありますが、中でも目を引くのが、真っ赤な大時計。
この大時計をキッカケに、ボートレースに興味を持つ子供もいるのかも???
中央門から50メートルくらいあろうかという通路を通って、ようやくスタンドへ。
スタンドに入ってすぐの場所にインフォメーション。写真撮影希望の方は、ここで許可証をもらってください。
ちなみに僕が行ったときには、事前に本場へ電話するように、と書かれていました。が、10回以上コールしてもどなたも出ず…。しかも2回電話したのに。さすがにそれ以上電話する気になれなかったので、当日直接インフォメーションに行きました(HPリニューアル後は、要事前電話の一文は削除されました)。
入って左手にはイベント広場と、大型ビジョンを備えたステージがあります。
100円バック式のコインロッカーもありますので、手荷物がある方は預けてください(4階指定席にもあり)。
交通費サービスの窓口と、投票機が数台、そして食事エリアという、コンパクトなエリアになっています。
3階中央スタンド(一般席)
1階の上は、2階をスルーして3階へ。エスカレーター、または階段で3階で上がることになります。まぁ、「足腰鍛錬のためにエスカレーターは絶対使わない」という人以外は、間違いなくエスカレーターでしょう。
ただ、1階インフォメーションで撮影許可証をもらったとき、受付の方にこう言われました。
「エスカレーターは、午後6時以降は下り専用になるので気をつけてください」
そこで僕は、こう質問しました。
「じゃあ、エレベーターはどこですか?」
すると、
「エレベーターはないんです…」
とのこと!(申し訳なさそうに答えてくれました)
ゲッ! ってことは、18時以降に1階まで降りると、3~4階に戻るには階段しかない…ということ! ひょっとしたら下関のお客さんは、足腰がかなり鍛えられているのかも!?(もしくは18時以降は意地でも帰るまで1階に降りない?)
中央スタンドの最も2マーク寄りは45メートル辺り。1マーク寄りはスタート後80メートル前後といったところ。訪問日は、実質中央スタンドのみの営業だったので、スタンドの高い位置から観戦できるのは、この範囲のみ。ターンマーク付近での目展示重視派にとっては辛い構造かも。
公営競技場にはほぼあって当たり前の無料の給茶機が、下関にはありませんでした。
いや、あった形跡はあるのですが、撤去されていました。ひょっとしたら、コロナ禍で撤去したのかも?(みんなが同じボタンを押すので)。ペットボトルのお茶を持っているお客さんが多いなと思ったけど、無料給茶機がないのが原因でした。
4階中央スタンド指定席
3階からさらにワンフロア上へ行ったところが指定席。
3階から4階もエスカレーターですが、このエスカレーターも18時以降は下り専用になります。よって、18時以降に水面際でレース観戦すると、再び特観に戻るには、4階まで自力で上る以外にはないのです。
4階に上がってすぐのところに、指定席発売所があります。好きな席を選んでください。
この指定席が実に安い。なんと1人300円ポッキリ! 男女ペアなら、ペアで300円です(1人150円の計算)。
指定席を買うと、ドリンク券をもらえます(1杯のみ無料)。
と同時に、受付の方から「当たりました~!」の声。
「何のことだ???」と思ったら、「次回使える指定席券です♪」と!
せっかくいただいたのですが…、使えない(苦笑)。でも、有効期限がどこにも書かれていないので、持っていたら10年後に行っても使えるのかな?(笑)
座席はテーブル付き。モニターやコンセントはありませんが、300円なら十分納得です。
訪問日は、平日の一般開催。かなり空いていて、最終レースのころには誰も残っていなかったような…(ちゃんと確かめていませんが)。
それだけ空いていたので、舟券は全く並ぶことなく買うことができました。ただ、舟券の成績は芳しくなくて…。
指定席にも、無料給茶機はありません。有料でペットボトルかカップドリンクを買うことになります。
※有料席は他にロイヤル席、個室ロイヤル席があります。詳しくは“こちら”。
水面へ
訪問日は、護岸老朽化による改修工事中だったため、水面際での観戦エリアが限られていました(工事は令和5年3月17日まで)。
1マーク付近は、水面際から6~7メートルの位置に仮柵が設けられているので、観戦は仮柵の後ろから。ですので、観戦には適していませんでした。
2マーク側の観戦可能エリアは80メートル付近まで。それより2マーク方向へは行けないようになっていました。
工事が終われば、観戦可能範囲が広がるでしょうから、それまでは3階スタンド、または4階指定席からの観戦がよさそうです。
屋外にも椅子があり、現金が使える投票機も2台稼働していました。
訪問日はかなり寒かったのですが、ここで舟券を買っているお客さんもいらっしゃいました。
食事
食事モノが売っているのは1階の2店舗のみ。
まずは入ってすぐ左、インフォメーション横の売店。
小さな売店ですが、お菓子やサンドイッチ、調理パン、おにぎり、焼きそば、たこ焼き、ビール、スポーツ紙などが、所狭しと陳列されています。
第1R前、6個並んでいた調理パン(ロールパン、130円)が美味そうだったので、店員さんに「普段の平日、早めに売り切れますか?」と尋ねたら、それはないと言われたので、エスカレーターが下り専用になる18時前に買いに行きました。
1階奥には、丸テーブルが7~8卓の食事コーナー「マリンカフェ」が。
席からは、水面の一部が見えます(レース全体を見渡すことはできません)。
座席数が多くないので、長時間滞在を防ぐためか、モニターは消されていました(「御注文されない方 入店お断りします」と、実に達筆な紙も貼られていましたよ)。
メニューはおでんやうどん、ホットケーキにホットドッグ、フランクフルト、アルコールを含むドリンクなどなど。
そんな中、僕は「鯨カツカレー」(500円)をいただきました。
※食べ物くらいは写真にしようかと思いましたが、“場内”には変わりないので、イラスト化しました。
※4階指定席の売店は閉鎖され、シャッターの貼り紙には「受付にて、お菓子の販売を行っております」と書かれていました(140円でお菓子が買えますが、食事と呼べるものは1階しかありません。エスカレーターが下り専用になる18時以降にメシを食べたくなったら、階段で行き来するしかありません)。
外向発売所(ふく~る下関)
中央門を出て、道を渡ったところに外向発売所(ふく~る下関)があります。
1,000円の有料席とコンビニ(Yショップ ふく~る下関店)を備えた、オーソドックスな場外です。コンビニには、11時から16時までうどん販売があるという貼り紙がありました。
市内でのランチ
ナイターまで時間がある方は、市内でランチを楽しんでみてはいかがでしょう。
下関市と聞いて真っ先に浮かぶのは、フグではないでしょうか。下関では「フク」と言いますね。下関駅の改札を出たところでは、フクの提灯が飾られていました。
が、「財布の事情で、ランチにフクは…」となり…(苦笑)。
そこで、下関市川棚温泉の郷土料理、「瓦そば」を食べに行くことにしました。
新下関駅からバスで約5分の「ゆめシティ」、その1階の一番奥にある「瓦そば たかせ」へ。
「たかせ」のHPには
「1962年に当店で生まれた瓦そばは、いつしか評判となり『川棚温泉の名物料理』とされるようになった。さらには下関市を初め山口県内各地でもご当地グルメとして広まりました」
と書かれています。
アツアツの瓦に茶そばが乗せられ、肉やノリ、レモン、もみじおろしが添えられています。
最初は普通の茶そば、最後はパルパリに焼けた茶そばをいただきます。
きれいさっぱりの瓦にして、ごちそうさまでした!
家庭には瓦はないでしょうが、鉄板でも楽しめるように、お土産用も売っています。ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
まとめ
護岸改修工事中の訪問だったため、水面際での観戦エリアが限られていました(工事は令和5年3月17日まで)。
スタンドのエスカレーターが、18時以降下り専用になる…というのはかなり不便。18時以降、1階へ食事に行ったら、3~4階へ戻るには階段しかなくなるので。
また、無料給茶機を全て撤去というのも、そろそろ戻していいのではという気がします。
でもこの辺りは、護岸改修工事終了やコロナの落ち着きで、変わってくることと思っています。
あと、写真撮影の許可制はいいとして、SNSアップは解禁してほしいですね。せめて写真チェック制にするとか。お客さんがタダで宣伝してくれるのだから、解禁しないともったいないと思います。
(ナイター照明写真は場外から撮影したので、イラスト化していません)
山口には美味しい食べ物がたくさんあるので、できれば1泊して、ナイターとともにグルメも楽しんでいただければと思います!
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