※四日市競輪場HPは“こちら”。本文内容は訪問時のものです。最新情報はHPでご確認を!
四日市競輪場は、長年実況でお世話になっている競輪場。2002年10月のナイター競輪開始より、何年か前から実況しているので、もう二十数年経ちました。
この旅打ちブログでは、客として行った様子を、見たまま綴っています。
が、さすがに四日市競輪場は(実況を辞めるまでは)客として行くことができないので、「お客さまが誰もいないミッドナイトのとき」と、「場外発売日」に行ったものを交えて書きました。
アクセス
2024年1月31日より、無料バス乗り場が変更されています。以下のリンクからご覧ください。
https://ameblo.jp/race-pro/entry-12839430165.html
※以下の記事は、変更前のものです。ご注意ください。
無料バスは、近鉄四日市駅前南バス乗り場から出ています。
近鉄四日市駅の南改札口を出て(改札付近にビアードパパがあります)、「四日市あすなろう鉄道」へ向かう通路へ向かってください。
陸橋を渡り、あすなろう鉄道改札口前を通った目の前が、南バス乗り場。
その一番遠い端に、競輪場行き無料バス乗り場があります。
全てのバスは、JR四日市駅前を経由し、
約20分で競輪場に到着します。
ただし、無料バスの本数は多くありません。“こちら”で時刻を確認してから行くことをお勧めします。
※近鉄四日市駅前では、令和 5 年2 月から令和 7 年春にかけて、バスターミナル一新を含めた工事が実施されます。
このバス乗り場も変わっていくことが予想されますので、最新の乗り場はHPでご確認ください。
なお、競輪場の最寄り駅は、近鉄霞ヶ浦駅。
ここから徒歩なら、改札口を出て右折し、「送迎車用停車スペース」の先の交差点を左折し、ひたすら真っすぐ。
JR踏切を超えたところにある歩道橋で国道23号線を渡ると、
以前であれば「北門」から競輪場に入れたのですが、今は閉鎖(多分、当分閉鎖のまま)。
ですので、23号線を競輪場に直進し、最初に左折できる道路を左折すると、ようやく競輪場。ここまで徒歩約25分です。
ちなみに過去「グーグルで最寄駅を検索したら、JR富田浜と出たので、富田浜から歩いてきました」という選手が数人いました。が、これはおすすめしません。
列車本数は少なく、距離も霞ヶ浦駅より遠いので。無人駅なのでタクシー乗り場もありません。
タクシーの場合は、近鉄四日市駅より、近鉄富田駅(急行停車駅)から乗った方が安く行けます。
ちなみに、近鉄富田駅前のパン屋「リスドール」は、長年地元の方に愛されている店。
懐かしい味のパンが多数並んでいて、僕もたまに利用しています。
1番人気は「パッション」。マーガリンのみのシンプルなパン。包装もレトロでしょ!
1番人気は「パッション」。マーガリンのみのシンプルなパン。包装もレトロでしょ!
無料駐車場は3,000台分! ですが、競輪場専用ではなく、四日市ドームや野球場にも使われていますので、日によっては満車になることもあります。
南入場門から
入場は無料。なお、専門紙売り場は入場門の外にありますので、必要な方は先に買ってから入ってください(「中部競輪」と「ひかり」)。
入ってすぐ右はインフォメーションと、グッズ販売の「泗水屋」があります。
グッズの種類は結構あります。スタッフの方に言えば現物を見せてもらえるので、気軽に立ち寄ってみてください。
入場門入って左前方には、マスコットキャラクターのフォーリン君。
その前方に売店がありますが、ここは【売店】の項目でご紹介します。
売店の向かい側には、今は使われていない投票所。
僕が四日市に初めて客として来たときは、この窓口にも並んだものです。
スタンド
入場門から入ってそのまま真っすぐ進むとスタンドへ。
スタンド内投票エリアには、座席がズラーッと並んでいます。屋根が付いているものの、完全な室内にはなっていません。
スタンド最も手前、1コーナー付近には、100円バックのコインロッカーがあります。
その付近、スタンド手前には大きめの喫煙エリアが。喫煙される方はここに集まることになります。
そこから少し先が、中継をやっている「Bbスタジオ」。
隣が室内投票所(ジョイルーム)。スタジオとジョイルームは、カーテンで見えないようにしているものの、壁一枚なので、お客さんの「ワーッ!」という声はスタジオからよく聞こえます(笑)。
少し奥には初心者コーナーがあります。還暦まで現役として走った竹田恵一さんがアドバイザーとして勤務していますので(2023年3月現在)、お気軽にお立ち寄りください。
その正面は室内投票所(フォーリンルーム)。比較的新しい投票所で、ナイター場外のときはこの部屋が使われていました。
このスタンドを超えたところに、浅井康太選手の展示コーナーが。
この奥にはステージがありますが、通常は閉鎖されています。FⅠのS級優勝インタビューもバンクになったので、使われるとしたら記念のときくらいかなと思います。
屋外観覧席
屋外は、境目が付いた長い板状の座席が並んでいます。傾斜は緩やかで、どこからでも見やすくなっています。
ゴール前からの眺めは、こんな感じ。
ゴール前からスタンド上部に目を転じると、出っ張った部分が。右上が実況席で、真ん中辺りにスリット写真担当者が、左の丸く出っ張っているところにカメラマンがスタンバイしています(その下は審判室)。
観戦可能エリアは、4コーナー付近から、
1コーナー付近までとなっています。
両サイドとも、以前はもう少し奥まで入れたのですが、今は入れなくなっています。
2階特別観覧席
2階、3階が特別観覧席ですが、現在使用されているのは2階のみ。
売場はスタンドの4コーナー付近。料金は500円です。
場外発売のときに入ってみようと思いましたが、僕が行ったときには閉鎖されていました。
場外発売日の特観営業日は、原則土日祝のみのようです。
本場開催中に僕が入ることもできませんので、中の様子は、お客さまがいない消灯時に撮った写真でお伝えします。
眺めはこんな感じ。館内消灯時の撮影だけど、伝わるかな???
売店
入場門から入り、左手にカーテンで囲まれているエリアがあります。
この中が売店。行ったのが冬場でしたが、夏場はひょっとしたらこのカーテンが外されているかもしれません(分かりませんが)。
訪問時は、2店舗が営業していました。
東海地区の公営競技場では、なぜか味噌物が欲しくなる。ということで、このときは「勝一(かついち)」さんの「どて丼」をいただきました(看板のトップにも「どて煮」と書かれているでしょ)。
店内メニュー表の横には、選手のサインも飾られていましたよ。
隣の「かすみ食堂」さんでは、牛すじ肉と串カツを注文。
まさに、味噌づくしのランチになりました(笑)。
食事からつまみ系は揃っていましたが、パンやお菓子が手薄だったので、これらは予め持って行った方が無難です。
外向前売発売所
無料バスを降りて、競輪場入口と反対方向に行ったところにあります。
ちなみに、外向前売発売所の奥には、随分昔に閉鎖された入場門が残っています(いずれ、取り壊されるとは思いますが…)。
四日市B級グルメとお土産
四日市のグルメで真っ先に浮かぶのは「とんてき」。「一般社団法人 四日市とんてき協会」なるものも存在しているくらいです。
近鉄四日市駅前商店街を歩くと、とんてきの「のぼり」も目に入ってきます。
分厚い豚肉に絡みつくタレと、ご飯の相性は抜群! 店によって味も見た目も異なりますので、ぜひ四日市とんてき協会HPの「お店一覧」で写真をチェックし、「ここだ」という店に飛び込んでみてください。
土産は、近鉄四日市駅直結の、近鉄百貨店が便利。
2Fギフトフロアには、四日市を代表する銘菓「なが餅」の店舗が。
1Fには「伊勢路テラス」という、三重県の土産屋が入っています。
土産用ではなく、自分で食べるために時々買うのが、「美鹿山荘 カレーのおせんべい」。
そんじょそこらのカレースナックとは、レベルが違います!
これまで手土産として持って行き、何度「美味しい!」と喜ばれたことか!
個包装になっているので、「食べたい分だけ取り出して、あとは明日以降に残しておこう」と思いつつ、「もう1個」「いや、もう1個」と、いつも手が伸びてしまう逸品です。
ぜひ味わってみてください!一度食べたら、もうリピ確定です。
まとめ
…と、いろいろ書いてきましたが、今後場内が大きく改装されるようです。
場内にはコンビニが入る計画もあるとか。食堂含め、何年か後にはガラッと変わるかもしれません。
ただ、どれだけ改修されても、ここだけは残るでしょう。
はるか昔、ここには競馬場がありました(霞ヶ浦競馬場、1954年廃止)。その名残とも言うべき馬頭観音が、(閉鎖中の)北門付近にあります。
ちょっと歩くことになりますが、余裕がある方は立ち寄ってみてください。
四日市は、名古屋から近鉄特急約30分で行ける、三重県最大の都市。競輪とB級グルメ、観光を組み合わせて、ぜひ遊びにきてください!
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場内では(当然ですが)フラッシュ撮影が禁止されています。撮影はマナーを守ってお楽しみください。