※名古屋競輪場HPは“こちら”。本文内容は訪問時のものです。最新情報はHPでご確認を!
名古屋競輪場には、実況の仕事を初めて2~3年目のころに何節か入ったことがあります。
冬は実況室に直射日光がまともに当たって熱がこもるので、実況室で薄着になって「今日は冷え込みが厳しく…」なんて実況をしていました(笑)。
また、自宅から比較的近いこともあって、何度も客として行ったことがあります。
ただ、ここ最近は全然行けておらず、行ったとしても2~3レース滞在して終了、という感じ。
開門から行ったのは、ひょっとしたら初めてかも。
「せめて交通費くらいは取り返そう」と、控えめな目標を立てて向かいました(笑)。
アクセス
無料バスは、名古屋市営地下鉄東山線、名古屋駅から2駅目の「本陣(ほんじん)」駅から出ています。4番出口を出ると、目の前にバス停があるので、迷うことはないでしょう。
ただ本数が少なく、訪問日時点では10:10~12:10の間、30分置きに5本あるだけ(バス案内は“こちら”)。
悪天候でなければ、地下鉄東山線、名古屋駅から4駅目の「中村公園」駅から歩くことをオススメします。徒歩10分少々の距離ですよ。
3番出口を出たら、目に大きな鳥居が飛び込んできます。その鳥居をくぐって直進してください。
なお、出口から0秒の場所に、愛知が誇る「アオキスーパー」があります。競輪場で。チョコやクッキー、ポテチなどのお菓子を食べながら過ごしたい方は、ここで仕入れておくことをオススメします。
歴史を感じながら歩くこと10分弱で、
豊臣秀吉が祀られている豊国神社に到着。
そのまま境内を右斜め前方めがけて歩き、出口を左折すると、
名古屋競輪場に到着(正面入場門)。
門の前で、専門紙(「中部競輪」と「ひかり」)が販売されています。
なお、無料バス乗り場に近いのは、1コーナー側の北入場門です。
正面入場門から
入場は無料。入って右が案内所、左に手荷物預かり所があります。
手荷物預かり所の先、以前はパスタも食べられるカフェがありましたが、現在は閉鎖。
その先には、子供が遊べる場所がありますが、
正門から入ったところは、全体的にひろ~いスペースになっています。
スタンド2階の背中には、かなり昔に使われていたオッズ板が残っています。
スタンド
では、スタンド内を歩いてみます。まずは正面スタンドのバンク側から。
ロイヤルの発売所があり、
その先はもう投票所。ゴール前にあります。
ここで大型ビジョンを見ながら、締切直前に買い足して、何度紙くずになる車券を買ったことか(苦笑)。
そのまま直進すると食堂がありますが、ここは【食堂】の項目をご覧ください。
今度は1階スタンドの中へ。
ここは、大きなモニターや多くの椅子もある投票所になっています。
特別観覧席売場を通過して、外へ出ます。
この辺りでハトをよく目にしますが、決してエサは与えないでください。
引き続き、4コーナーから3コーナーの東スタンドへ。
入ってすぐのエリアは、元売店。
B級グルメの宝庫のようなエリアで、ここがオープンしたころは、1日に数回足を運んでは、何かしらつまんでいました。今はシャッターが降りています。
その先には、テーブル付きの屋内観戦エリアや投票所がタテ長に続いています。
訪問日はかなり寒かったので、天井ストーブの暖かさに救われました。
そのまま外へ出ると、2センター付近となっています。
屋外観覧席
直線部分の観戦は、1階スタンドの外のみ。
高い位置からの観戦は、特別観覧席やロイヤルを確保する必要があります。
金網ではなくアクリル板。
ですが、年月がそれなりに経っているアクリル板なので、目の前の光景が曇って見えるのが難点。周回中も、2コーナー上の大型ビジョンを眺める時間が多くなるかも。
モニターからの実況がよく聞こえるので、ゴール態勢を実況で確認するお客さんも結構いらっしゃいます。
1コーナー側の北スタンド。
以前は高い位置からの観戦ができたのですが、今は閉鎖されています。
また、ここから奥に進むこともできなくなっていました。
一方、4コーナー側の東スタンドには、今でも入ることができます。
高い席からの眺めはいいですよ。
ただ、モニターは撤去されているので、ゴール前の映像は大型ビジョンで確認することになります。
観戦可能エリアは3コーナー辺りまで。
これより先には進めません(バック側の芝生席が使えなくなっていました…)。
特別観覧席(自由席)
特別観覧席の発売所は、正面スタンド1階の館内側。
全て自由席ですが910席あり、料金はわずか200円です。
楽天ポイントが付くので、楽天カードやアプリを持っている方は、忘れずに提示しましょう。
僕もポイントを付けてもらいました。
2階には、レースを生で観戦できる座席がありません。
モニター観戦できる座席と投票所があります。
さらにエスカレーターで3階へ。
上った目の前には、売店が2店並んでいます。
手前の売店では、お菓子やTシャツが、
奥の売店ではアルコールやカップ麺、寿司、弁当などが売られていました。
電子レンジもあり、温めているお客さんもいましたよ。
座席は全席自由。
テーブル真ん中のモニターは、現在使用できなくなっています。
200円ですから、これは仕方なし。
選手紹介が終わるとカーテンが降りて、直射日光を遮ってくれます。
暑さ寒さが厳しい真夏や真冬でも、「観戦は外、車券検討は特別観覧席」という使い方が、200円なら気軽にできそうですね。
その他、定員30名のロイヤルルームがあります。
発売所は、正面スタンドの直線コース前。その最上階が、ロイヤルルームになっています。
3,000円ですが、1,000円相当の場内売店券と専門紙が付いているので、元々どちらも利用する方にとったら実質1,500円で利用できる計算。詳しくはHP(こちら)でご確認ください。
食堂
かつては、スタンド内で串ものやヤキソバなどなど、豊富で安いB級グルメを味わえたのですが、【スタンド】の項目でも書いた通り、今ではシャッターが降りています。
訪問日時点で営業していた食堂は、1コーナー付近にある「FOOD SHOP 758」の1店舗のみ。訪問日の段階では、一般席エリアの食べ物販売は、全て「FOOD SHOP 758」内に集約されていました。
定食から麺類、一品物から寿司まで、一通り揃っている印象です。
かつて、揚げたてをよく食べた串カツは、ホットケース内に。
そこで、その串カツと、ほどよい量の太巻きをいただきました♪
※特別観覧席の売店は、【特別観覧席(自由席)】の項目をご覧ください。
外向前売発売所
北入場門(無料バス乗り場に近い方の門)を出て、すぐ左手にあるのが、地下鉄の駅名にもなっている中村公園。
そのまま真っすぐ進んだ先が外向前売発売所。
競輪場2コーナー大型ビジョンの裏手にあたります。
車券の流れが悪いときは、こういうところを散策して流れを変える…という手を僕は時々使います(まぁ、科学的根拠は皆無ですが)。
五王製菓
競輪場内の食事ではありませんが、名古屋競輪場に行ったら必ず立ち寄りたくなる店が「五王製菓」。
正門を出たところにある公園を横切った先にあります(目の前が中村スポーツセンター)。
メインはみたらし団子。美味しいのは当たり前。驚くのはその安さ。
なんと1本30円! いや、どう考えても安すぎでしょ! 五平餅の1本60円も価格破壊!
真冬に買ったので、競輪場に持ち帰ったら少し冷めてしまったけど、それでもフワフワ柔らかくて美味い!
「健康状態を確認したうえで業務…」と書かれています。どうか無理はされませんように。
でも、原材料は高騰しているはずなので、「この価格じゃ合わないでしょ?」と思うのですが…。
名古屋メシ
名古屋競輪場で、デデ~ンと目立つ看板広告は「味仙」。
館内でなければ、どこからでも見えるくらい、ガンガンに押してきます(笑)。
もう頭の中は、自然と「味仙」で満たされているでしょうから、その「味仙」へご案内します。
本店は今池ですが、鉄道を使った旅打ちの方なら、便利なのは名古屋駅。
新幹線改札から奥に入ったところの「名古屋うまいもん通り 太閤通口」内にある店舗が便利でしょう。
これが、看板メニューの台湾ラーメン。
ひき肉、にんにく、唐辛子とともに、ガッツリすすってください! 冬でも汗をかきました。
レジ前では土産も売っていますよ。
その他、名古屋の食事や土産は、「名古屋競馬場」「中京競馬場」「ボートレース常滑」のブログにも書いています。どうぞ合わせてご覧ください!
味仙 台湾ラーメン 2食入り×2個セット 乾麺 スープ・かやく付き 郭政良監修 名古屋名物 元祖 価格:2,124円 |
まとめ
愛知県内公営競技場の中で、最も名古屋駅に近いのが名古屋競輪場。
観光ではもちろん、ビジネスの隙間時間にも立ち寄りやすい競輪場です。
東スタンドの売店や北スタンドなど、訪問日時点では閉鎖されている施設がありましたが、将来的に色々変わっていく計画もあるようです。
あくまでブログの記事は、訪問日時点での施設としてとらえてください。
名古屋は観光も食も楽しめる地なので、ぜひコースに競輪場も入れて回ってみてください!
男子トイレには、こんな張り紙がありました。きれいに使って、車券を的中させましょう!
トイレをきれいに使った甲斐があったのか、第9レースを的中させて、交通費分を確保することができました(笑)。
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名古屋競輪場での写真撮影は許可不要です(※訪問日時点)。
マナーを守ってお楽しみください。