※ボートレースびわこHPは“こちら”。本文内容は訪問時のものです。最新情報はHPでご確認を!
実況アナウンサーを目指していたとき、よく通ったレース場がボートレースびわこ。
住んでいた京都府長岡京市から近かった、というのが理由の一つ。
ただ、もう一つ別の理由がありました。それは、
「(大変失礼ながら)尼崎や住之江よりも入場者数が少ないため、多少声を出しても他のお客さんに迷惑をかけることがなかった」
…です(苦笑)。
現地でのレース実況練習って、何だかんだ言っても、真剣にギャンブルやっているお客さんからすると、ただの騒音なんですよ。
そんな理由で、京都在住時代には何度も通ったボートレース場です。
今回は、もちろん実況練習ではなく、純粋に客としての訪問。“楽しむこと”に特化して、久々のびわこ行きです。
(※2023年1月に2回訪問し、その2回をミックスしてこの記事を書きました)
もくじ
アクセス
最寄り駅は、京阪電鉄の三井寺駅か大津市役所前駅ですが、旅打ちには不向きな駅なので、ここでは除外します(鉄道好きな方は、ぜひ乗ってください)。
メインはJR大津駅(京都駅から琵琶湖線で2駅。京都から200円)。
北口を出てそのまま直進。横断歩道を渡って交番のすぐ先に、無料バス乗り場があります(びわこ“競艇”と書かれています。できれば“競艇”のまま残してほしい)。
10分弱でボートレース場前に到着!
バス下車後、歩道橋を渡って「南門」から入場…と思いきや、コロナ禍は閉鎖中とのこと!
そのため、入場可能な「北門」まで歩くことになります。どのくらい歩くかといえば、1マークから2マーク手前まで。毎日通っているお客さんは、足腰が鍛えられているはず(笑)。
「そんなに歩きたくない!」
という方は、京都から同じく2駅目、湖西線経由でJR大津京駅へ(京都から240円)。
無料バス約5分で「北門」の目の前で降ろしてくれます。駅から歩いても15分前後で着きますよ。
バス時刻は“こちら”。本数は、大津駅発の方がやや多めです。
入場(北門)~入ってすぐ~(外向発売所を飛び越えて)1階投票所
入場は100円のコインゲート。
遠藤エミ選手のSG大村クラシック優勝パネルと、びわこのボート展示がすぐ目に飛び込んできます。訪問日は、多くのお客さんが写真を撮っていました(この写真を撮るだけなら、インフォメーションの許可は不要でしょう)。
その前が出走表置き場と、専門紙の売店。この先には100円バック式のコインロッカー。
北門入ってすぐのエリアは、これで終わり。
この先は、2階へ上がるか、外へ出るかの2択です。
なぜ、1階がすぐ外に出なければいけない構造になっているかというと、1階スタンドの一部を外向発売所(レイクルびわこ)として作ったため。
案内図で示すと、スタンド内を通って1マーク方向には移動できない、ということ(緑の矢印)。1マーク方向へ行くには、一度外へ出る必要があります(赤の矢印)。
1階投票所エリアに入ってすぐが売店(【食事】の項目で紹介します)。
その真横が「多目的ホール」。訪問日は何もなかったので、展望番組やオッズを放映していましたが、かなり昔に行ったときは、ここで選手インタビューをしていました(写真右は、3階から見たところ)。
多目的ホールから1マーク側が、投票所になっています。
2~3階スタンド(一般観覧席)
2階と3階は一般席と投票所。基本的に同じようなつくりです。
2マーク側、「北門」入ってすぐのエスカレーターで2階へ。
上がってすぐのところに「インフォメーション」があります。ここで撮影許可証をいただきました。
インフォメーションの横は、シルバー席。僕は中に入れないので、外から眺めました。
どうやら畳席ですね。大相撲をイメージして造ったのかな???
普通にテーブルと椅子の方が、舟券検討にはいいんじゃないか、という気もしますが…。
この2階インフォメーションとシルバー席の真上は、3階キッズコーナーとレディース席。
レディース席は女性専用。夫婦であっても、入れるのは女性だけです。
訪問日には、奥さんがレディース席に入り、旦那さんが時々外から声をかけに来る…といったご夫婦がいらっしゃいました(笑)。
一方、男児を連れた母親はいたので、その程度は許容範囲なのでしょう。
レディース席は、椅子とテーブル付きで、もちろん無料。このときばかりは、女性になりたいと思いました…。
あとは2マーク側まで、ずっと自由席が並んでいます。写真下は2階席からの眺め。
以下は、3階一般席とその眺めです。
ただし、3階1マーク側の一部は、投票所が閉鎖されています(観戦は可)。
投票所はこんな感じ。
写真左は2階、右は3階投票所。カラーが違えば雰囲気も随分変わるな…と最初は思いましたが、フロアがお客さんで埋まってしまえば、さほど違いは感じなくなりました(笑)。
車椅子席は1マーク側に。
1マーク側の端には、携帯電話コーナーが。
その1マーク側、水面側にはカーブを描いた空間があります。
見晴らしがいいので、1マークレース観戦や目展示の穴場になるかも。
4階指定席
指定席発売所は4階(1席1,000円)。画面で空いている席を確認して購入してください。
投票エリアは、一般席と同じように、端から端まで続いています。1マーク側のカーブを描いた場所も、一般席エリアと同じです。
座席はペアになっていて、モニターは真ん中に1台のみとなっています。
ただ、コロナ禍はペアを1人用として発売しているので(ブルーのカバーが掛かっていない座席は発売していません)、モニターを独占できます。
テーブルに、紙コップが入るくらいの穴があったので入れてみました。
が、無料給茶のコップを入れたら完全に埋まってしまうので注意しましょう(笑)。
テーブルの下には、モノを入れるスペースがあります。
が、コンセントはなし。スマホ充電をしたいときは、4階クロークへ行ってください。
なお、クロークの目の前には、100円バックのコインロッカーがあります。
眺めはこんな感じ。
無料ドリンクは一般席と同じ。他は全て有料です。
昔、公営競技場でよく見かけた甘~い紅茶は、稼働していませんでした。
売店と食堂も、特観席エリアにあります。
水面へ
では、水面へ出て行きましょう。
北門から入ってすぐ前方がもう水面。その目の前が2マーク側の観戦可能エリアの一番端で、ここが45メートル標識。もう少し2マーク側まで行けたらいいのですが、こればかりは構造上のこともあるので仕方がないですね。
スタンド沿いには長椅子がいくつか設置されていて、その長椅子から水面までの距離が長め。
ですので、屋外観戦エリアが広く感じます。
柵の外には人工芝が敷かれています。目にやさしいつくり?
1マーク近辺には、旧スタンドが残っています。中には入れず、高い位置まで上がることはできなくなっていますが、
2階に該当する辺りまでは上って観戦することができます。
ある程度高い位置から見渡せるので、天気がよければオススメの観戦スポットですよ。
1マーク側の一番端からの眺めは、こんな感じ。
まとめると、奥行きは広め、観戦可能な長さは、1マーク側が45メートルで終了なので、幾分短めといった印象です。
食事
1階スタンドには売店「ボートモンキー」が。
ここのメインは、焼きそば、たこ焼き、フランクフルト。あとは、缶ビールを含めてドリンクが販売されています。
2階にはレストラン「ボートパパ」。
3階にはレストラン「ボートママ」があったのですが、訪問日は閉鎖されていました。
HPにも記載されていないので、もう営業していないのかな…。
あとは売店が出ています。おにぎりがあっという間に完売してしまい、販売員の方が「ごめんね、もう出てしまったの」と、何人かのお客さんに詫びていました。
4階は指定席エリアですが、展望レストラン「ボートクイーン」には指定券がなくても入ることができます。
メニューはオーソドックスな感じ。他に、店内には一品物が並んでいます。
窓際席からのレース観戦は絶景でしょうが、混雑時の長居は控えましょう。
僕は「ダブルカレー」を注文。理由は、中身と価格を考えたら、最もオトク感があったので。
すると、僕の次のお客さん、また次のお客さんも「ダブルカレー!」と。やっぱりみんなそう思うのかな(笑)。
外向発売所(レイクルびわこ)
外向発売所(レイクルびわこ)には、北門からと、場内1階スタンドから入ることができます。
北門は、入場が左右に分かれていて、本場へは左。右へ進めばレイクルびわこです。
1階スタンドから入る場合は、再入場券の確保をお忘れなく。取り忘れると、本場に戻るとき、再び入場料が必要になるので。
1階スタンド内に作られた発売所ですが、中からはレースが見えないようになっています(ここを透明のガラスにすればレースが見えますが、それじゃ無料入場の場外になりませんからね)。
レイクル内には、売店とドリンク自販機はありますが、ガッツリ何か食べたければ、本場利用になりますね。
滋賀県ソウルフード
滋賀のソウルフードと聞いて、僕が真っ先に思い浮かぶのは「ふなずし」。滋賀県のHPでも紹介されている寿司でもあります。が、結構クセの強い味で、好みは分かれている印象。僕はちょっと苦手な方でありまして…。
同時にパッと浮かぶのは「近江牛」。でも、舟券で負けた今回は、財布に厳しい…(泣)。
そこで今回は、財布のハードルがかなり低い、滋賀のソウルフードをご紹介。
それは「つるやパン」の「サラダパン」です。
サラダパンと聞けば、ポテサラやレタスがサンドされているのかな…と想像しますが、つるやのサラダパンは違う!
中はこうなっています。
たくあんのマヨネーズ和え! 「えっ?パンにたくあん!?」と思われるかもしれませんが、これが結構合うんです! かなり細かく刻まれたたくあんの食感も、他ではなかなか楽しめません。
県内では多くの店舗で扱っていますが、販売曜日が店舗によって異なりますので、HPで確認してください。“こちら”の「湖南エリア」がボートレース場から近い店舗です。
僕は、JR大津駅前のフレンドマートへ。
せっかくなので、サラダパンの他に、「サンドウィッチ」も購入。
中は、魚肉ハムとマヨネーズのサンド。ごちそうさまでした!
まとめ
広大な琵琶湖に造られたレース場だけあって、景観のよさは全国有数。高い位置から景色をボーっと眺めるだけでも、熱くなった頭を冷やす効果があります。
遊覧船「ミシガン」も視界に飛び込んできますが、できれば一度「ミシガン」からレースを観戦したいものですね(笑)。
ガラス張りの館内に座席はたっぷりあるので、一日快適に過ごせるかと思います。
女性の方は、3階レディース席をぜひ活用してください!
2階シルバー席はテーブルがないので、好みが分かれるところかもしれません。
京都からすぐ行けるボートレース場なので、京都観光と結び付けての旅打ちにはもってこい。
大津駅からレンタサイクルで、琵琶湖周辺を回りながら、数時間ボートレース観戦というコースも可能です。
開放感を味わいに、ぜひボートレースびわこへお出かけください。
また、お時間に余裕のある方は、大津びわこ競輪場跡地へもどうぞ。
ちなみに今回の舟券、ラストは、2連単1・3着、3連単1・3・2着で沈黙…。またリベンジに行くぜ!
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ボートレースびわこでの写真撮影は許可が必要です。
2階インフォメーションで許可証をもらってください(身分証明書は不要でしたが、できれば事前に問い合わせることをお勧めします)。